2019年05月01日

クルーズ 4日目 釜山

目覚めると、陸が見えている。
午前10時、レストランでゆっくり食事をしている間に韓国釜山に着岸していた。

ほとんど人は観光のために船を下りていくが、僕らはそのまま船に留まってゆっくり過ごす。

昼もリストランテ・ボッティチェッリでフルコース。
空いているので、サービスも良く、しかも、早い!

昼食後、バルコニーで清掃が始まった。
乗客は数日間の航海だが、客船はずっと航海を続けている。
所々で、メンテナンスをするのだ。
レースのカーテンの向こうで、部分的に剥げたペンキを塗る作業もしている。
ピアッツァ・イタリアへパソコンとキンドルを持ち出して、いろいろプランを考える仕事。

白いペンキを塗る日だから、というわけでもないだろうが、今日のドレスコードは「ホワイト」。

メインレストランでスープが、なぜか、しばしば黒い「お椀」に入れられて出て来る。
日本人へのサービスのつもりで、何か誤解をしているのではないか、と客である僕らは受け止めた。

というわけで、Hospitality Desk にいる日本人(男)に改善した方がいいよ、と言いにいくと、彼には権限がないくせに、「システムとしてそのようにしているのなら改善するのは難しい」と勝手に答えるものだから、「あなたにそう答える権限はないはずだ。担当のマネージャーと話をするからアクセスポイントを教えてくれ」と名前を聞き出す。
(仮に本当に伝えはしないとしても)客には「ご提案ありがとうございます。マネージャーにそう伝えます」と答えるのが彼の仕事であって、できるできないは彼のではなく、マネージャーの判断であるはず。
「日本語で話をするのは難しいと思います」というから、「いやもちろん英語で話しますよ」と。
 実は彼が交渉できるほど英語を話せないだけなのだ。(彼の日ごろの会話を聞いていてそれはわかっていた)
 夕食が終わった後、フロアにいるマネージャーに会えたので、さっきの話をする。
「おかげさまで、いつも夕食を楽しんでいます。ありがとう。ただ、ひとつだけできれば助言をさせて欲しいのです。
 みなさんが日本人へのサービスのつもりで、親切にも黒いボウルにスープを入れて出してくれているのだと理解しています。でも、それがわたしたちに日本人にはとても奇妙に感じられるんですよ。西洋式のスープはふつうの白いスープボウルに入れて出してくれた方が、ずっと心地よく食事を楽しむことができますよ」
 と、きわめて丁寧に話をした。
「申しわけありません。実は黒いお椀は味噌汁など日本のスープの時だけ使うことになっているのですが、ときどきウエイターが間違えてしまうということは承知しています。さらに徹底するようにしていきます。ご助言ありがとうございます」
 ときわめて真っ当な答えを引き出すことができた。
「もう一度言うけど、いつも食事を楽しんでいますよ。ありがとう」と再び言ってその場を後にした。
 そもそも黒いお椀で西洋式のスープを出すのが良いサービスと思っているわけではなかったのだ。
 よかった。それなら真っ当だ。
 なにが「システムとしてそのように運用しているとしたら改善するのは難しい」だよ。

 多くの場合、旅行産業で「日本語で話ができる」という機能をしている日本人は「日本語と英語ができるだけの無能な人」である場合がほとんどなのだけど、ここでもそうだった。(笑)
 ちなみに、旅行先で日本語で話しかけてくる人間は、ほぼ、スリかサギかボッタクリなので、店で「いらっしゃいませ」と声をかけられたらその店では絶対買わない。

 さて、食事の始まる20時に釜山を出航するはずだった Costa NeoRomantica は、23時30分を過ぎても出航の気配なし。
 船長からのアナウンスがあり「発電機について技術的な点検(technical investigation on generator)をしていて出航が遅れている」と英語とイタリア語でアナウンスがあった。
 それにつづく「船長に成り代わり申し上げます」という日本語の女性アナウンスでは、それをちゃんと訳さずに適当な説明をする。
「コントロールシステムの技術的調査のため」なんて言ってないってば。
 船長に成り代わっているのに、勝手に船長が言っていることと違うことをいうな。
 フランス語、ドイツ語、スペイン語では、船長と同じことを話していた。(と思う)

 船の公用語は英語だが、日本語でもアナウンスやドキュメントが発行されている。
 ところが、その日本語もしばしばあやしい。英語のできるだけの日本人、実は英語も大してできなかったりして、困ったものだ。

2019年04月30日

クルーズ 3日目 終日航海

8時半起床。
朝食は変わり映えしないが、チーズやソーセージはおいしい。

終日航海日で、気分ゆったり。
ジムで、筋トレ、20分のカージオ、ストレッチ。少し汗をかく。
シャワー。この船は水の出が良い。

今日の事件:
有料レストランをすべてメインダイニングとして開放する、という日本語のレターが届いていたのに、リストランテ・カサノバに行くと予約チケットが必要と言われる。もう一つの有料レストラン・フィオレンティーナに行ってみると、そこでも行列ができていて、客が店の入り口でもめている。どうやら、すべてがメインダイニングになるという話が現場に伝わっていない模様。

というわけで、結局、今日も昼はレストラン・ボッティチェッリ、福井在住で神戸から乗った年輩のご夫婦と隣り合わせになる。
息子さん夫婦が、自分たちと両方の両親のクルーズをアレンジしたのに、本人夫婦は病気で参加できなくなったとのこと。

今日も昼の食事に二時間かかった。この船の上はイタリアであり、そういうテンポのくらしなのである。

夜の食事はそこそこ順調。

午後9時過ぎ、船は関門海峡にさしかかっていた。
両側に陸地が見える。
なかなか感動的な体験だった。
きっと、今度の航海のハイライトになるだろう。

携帯の電波が強力に入ってくる。(海の上ではほとんどつながらないのだ)

2019年04月29日

クルーズ 2日目 神戸

7時半起床。
ビュッフェで食事、飲み物の係がどんくさい。
自分でバーへ行って、エスプレッソを飲み、ボトルの水を受け取って部屋へ戻る。

カフェへ出て仕事。(をする前にこれを書いている)

午後3時、神戸入港。ポートターミナル。

今日の事件。
日本語アナウンス「今すぐ降りてください」
英語のアナウンス「いまから降りることができます」
日本語のアナウンスだけを聞いてあわてて降りた人がいるらしい。
神戸の次には韓国釜山へ向かうので、すべての客が一度降りて出国手続きをして乗りなおさなくてはならないのだが、もちろん、あわてて降りる必要はない。
イタリア船籍のこの船では公用語は英語で、日本語での案内もあるが、しばしば日本語が、文法的あるいは内容的に間違っている。

午後5時前、ゆっくり降りて、無料のシャトルバスで元町へ向かう。
まずは、大丸の向かいの婦人靴の店へ。横浜タカシマヤでサイズがない妻の靴について、神戸の直営店ならあるかも知れないと。
丁寧な接客をうけるうちに、サイズの合う靴に出会うことができた。

靴店からすぐの「蛸の壺」という店で、明石焼きを食べる。
おいしい。
大丸の紳士服売り場で、ドット(水玉)のTシャツを探すが、やはりみつからない。
最近、わりとひいきにしている TAKEO KIKUCHI で、ドットではないがすごくおしゃれなTシャツを見つけ、デパート商品券で購入。7600円+税。
実は、唯一、Paul Smith にドットのTシャツがあるのはわかっていて、でも、12000円なので高くて手が出ないところ、7600円を割安に感じたのだった。(笑)
我が人生で2番目に高いTシャツだ。
ちなみに、一番高いのは、友人の琉球紅型職人・金城宏次の一点物の紅型染めのTシャツ。たしか8600円。

2019年04月28日

クルーズに出発

最後の筍ご飯を食べて築地へ。
築地駅からタクシーで晴海客船ターミナル。(1370円)
正午、クルーズ客船 Costa NeoRomantica にチェックイン。

15時、ブラスバンドに見送られて出航。

夜、メインダイニング、混乱。
チョコレートバーで聞いた生演奏(バイオリン+ピアノ)が、国立音大に合格できないレベル。(笑)
同じコスタクルーズの Costa Victoria には3回乗り、今回の Costa NeoRomantica は初めてだが、船が少し小さくて、エンターテインメントもしょぼい。料理は美味しいがサービスは人手不足。
でも、期待しすぎなければすべて楽しい。

今日の事件。
客船では法律の定めにより乗船後、避難訓練に参加しなくてはならない。
もちろん、我々も参加したのだが、夜部屋にもどると、「あんたは訓練に参加していないから明日○○時からの訓練にあらためて参加せよ」というレターが届いた。
というわけで、カウンターに行って「ちゃんと参加したぞ」というと、「じゃあ、ここにサインせよ」ということで、それで一件落着。
(そんなんでいいのか、という疑問は残る)

2019年04月26日

カイロプラクティック

腰の調子のいい日が増えてきた。
そのおかげかどうか、はっきりはわからないけど、2週間ぶりにカイロプラクティック。
都内で出たついでに池袋取材にいくつもりでいたが、天気が悪いので、まっすぐ帰宅。
改めてバスで黄金町へ出ることにした。

2019年04月25日

また負けた

今シーズン3回目の野球観戦は、妻と。
中1日で週に2回もスタジアムで野球観戦をするのは、人生で初めてだ。

また、負けた。

2019年04月24日

歓迎会

午後5時からレジデンスアーティスト会議。
その後、6時半から、新しくレジデンスに来たアーティストの歓迎会。
2次会の会場の1つとして、僕のスタジオ1Fを解放する。
終電1つ前の電車で帰宅。
筍のたいたん、筍ご飯をつくり、翌午前1時34分、夕食を食べ始める。

2019年04月23日

ベイスターズ、負ける

午前10時、歯科。
旅行の荷物の一部を佐川急便が受け取りに来るのを自宅で待機。
荷物を無事送り出した後、近くのドトールで仕事。

午後6時から、横浜スタジアム、ベイスターズ対タイガースの試合観戦。
また、負けた。ひどい内容の試合だ。
ベイスターズ、いよいよ実力を発揮し始めている。

2019年04月22日

立教大学

取材をかねて池袋で原稿書き。池袋という町に浸るのが目的。
立教大学第一食堂でカツカレー370円。
値段なりだけど、絶対金額が安いことには大きな意味がある。
庭へ出て、テーブルで仕事。
となりは英語で話している西洋人2人。向かいにはパソコンを開いているスーツの人。
その他は学生。
パソコンの上に花びらが落ちてくる美しいキャンパス。
授業が終わって一斉に校舎から吐き出され、通路に溢れる学生たち。

SHAKE CAFE コーヒーがおいしい。
6人の学生グループが就職の話をしている。軽音楽のサークルらしい。
台湾から立教大学の1年生に入った23才の大学生はひとりで資料を広げて勉強している。

2019年04月19日

大腿骨寛骨臼インピンジメント

今日は股関節でけいゆう病院。
待ち時間90分、会計までさらに30分。会計220円。
待っている間にコラム29本の校正完了。
1本は、少し手を入れる必要があるので、別途時間を作る。

大腿骨寛骨臼インピンジメント
FAIとはfemoroacetabular impingement

阿里城でランチを食べて baybike で出勤。

2019年04月18日

会食

午前10時、夏の3週間の仕事場の確保のために予約電話をかける。始めのうちお話し中だったが、10分ほどで繋がり、無事予約完了。
午前中コラム30本分の校正。午後テニス2時間、夜友人夫妻と会食。
明日は午後に病院なので、待ち時間に残り30本のコラムの校正ができるかな。で、月末締め切りの雑誌の原稿を先に明日中に書いてしまえば、月内はすべて小説だけ書いていれば良くなる。

2019年04月17日

終電の神様 33刷へ

スポーツクラブで軽めの運動。

編集さんから吉報。
終電の神様がまたまた重版が決まり33刷に。

近くでアーティストの集まりがあったけど、社交的な精神状態ではないのでスタジオにこもっていた。

カナダの雑誌ふれいざーの連載エッセイを書く。

baybike が、いつのまにか24時間対応になっていたので、助かる。

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