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2006年09月30日

今週のアメリカウォッチング

"State of Denial, Bob Woodward"
 注文しました。
 僕が買うまでランキングが「なし」だったので、日本のアマゾンで最初に注文した人になったみたい。(だからなんなんだ)

 "Bush at War" , "Plan of Atack" につづく、ワシントンポストの記者 Bob Woodward の第三部です。 (ウォーターゲート事件のスクープでピューリッツァー賞を獲っている人)

 でも、いつ読むんだ。
 読まないうちにペーペーバックがでちゃうような気がする。

 ヒラリー・クリントンの自伝 "Living HIstory" もハードカバーで買ったんだけどねえ。
 映画 "United 93" の原作の元になった本だとおもう "Let's Roll!" もハードカバーで買ったんだけど、よまないうちに映画までできちゃった。アメリカでは DVD も出ている。

『バブルと寝た女たち』

1998年 日本映画

監督 新村良二
製作 円谷粲
プロデューサー 米山紳 関根房江 前島真理奈
原作 家田荘子
脚本 山上梨香

立河宜子(梶井みどり)
升毅(須賀崇之)
かとうあつき(関谷歩美)
中尾彬(大森七郎)
小野みゆき(水島真知子)

 たしかにあのころ、家田荘子は時代の寵児だったなあ、と昔を偲びたい気持ちになる映画。
 描いている世界がバブルなのに、どこか微妙に上品な仕上がりになっていて、けっこう切ない映画だった。
 どういうハコガキで脚本を作っていったか、作り手としてとてもわかりやすい。それは単純だけれど悪いことではない。わかりやすさのなかに「ある視点」があればそれで映画は成立するから。
 たぶん、この映画で出色なのは素材としての立河宜子という女優と、彼女の変化を一瞬で表現しているメイクだったと思う。
(メイクの人、タイトルロールで名前を見損なってごめんなさい)

2006年09月29日

心の疲労

 執筆ペースが上がってきて、心と体の疲労が溜まってきている。
 朝、起きると泥のような身体と精神。
 4時間ぐらいかけて外観上はふつうの人間。そこで30分体操をして、やっと身体がもどる。

 身体はもどっても心が疲れている感じだったので、映画「バブルと寝た女たち」をみる。
 産み出すのではなく受け止めることでこころの疲労がすこしだけ癒される。

 リハビリして、翌午前9時まで高水準をたもち、緊張を解くのに2時間かかって午前11時に就寝。

2006年09月28日

生産管理

 原稿を書いた枚数について4日間の移動平均を毎日算出して、小説生産ラインとしての自分の生産性を数値化して管理している。
 小説の執筆は長丁場である。
 一日だけがんばっても次の日にへたってはだめなので、4日単位ぐらいの平均を取るのがいいのではないかということ。根拠はないのだけど、まあ、4日間もなにかを引きずるということは肉体面ではともかく精神面ではあまりないので。
 で、今朝方までの4日間が、最高値に達したという話。
 数字がよくなると、それで自己暗示をかけて、好調を維持しやすいのだ。(単純なやつ)

 夕方、懸案のエクスパックをやっと入手。
 中身を詰めて投函しにいきつつ、妻の携帯電話購入につきあい、手続きが始まったところで待っていられないので、ひとりいつもの "Blenz Coffee" へ出勤して、原稿書き。

 夕食後、ストレッチして、またいつものように原稿書き。
 果てしない戦いは続くのである。

2006年09月27日

信じられない郵便局

 午後、郵便局へ「エクスパック」を買いに行った。

「売り切れです」
「???」
「きのう大量にお買いになる方があって」

 おいおい郵便局だぜ。
 昨日の夕方に注文してどこかの在庫を「翌朝10時便」で届けられないのか?
 使い走りを近隣の局まで走らせて、最悪、500円だせば買ってこれるだろう。
 儲けはなくなるけど客に不便はかけないですむ。
(どっちにしろ、そういう発想がないのだな)

 妻が外食なので、夕食はトンカツ。(妻はトンカツが嫌いなので通常の献立には入れられない)
 夜はひたすら原稿。すこしばかり「小説性下痢」。いいかんじ。この調子を維持しなくては。

2006年09月26日

第三回ダイヤモンド経済小説大賞・贈呈式

 昨晩は、この長編に取りかかってから最高の日産枚数を記録。
 毎日こうならざくざくできてしまうのだが、そうは問屋の妊んだオカミが堕ろさない。

 雨。
 新橋駅から帝国ホテルまで歩くあいだにかなり濡れる。
「孔雀の間」にて第三回ダイヤモンド経済小説大賞の贈呈式とひきつづき(公式)出版記念パーティ。
 今回の大賞受賞者は1944年生まれの元大手保険会社取締役。
 1年前には、同じ場所で「受賞のことば」を述べていたなあ。

 幸田真音、安土敏、両先生に近況報告。
 相場英雄さん、汐見薫さん、とも四方山話。
 ダイヤモンド社の編集さん数人とも久しぶりに話をする。

 もちろん主役ではないし、営業をかける他社編集者もいないので、寿司2皿、ローストビーフ、ローストチキン、フルーツ、ワイン5杯にビール、なんて感じで、けっこうたっぷり戴きました。
 
 帰り道の自由が丘に友人を呼び出して、自由が丘のゴールデン街ともいうべき「自由が丘デパート」にある日本語のあまり通じないベトナム料理屋でベトナムコーヒーを飲んだり。

 帰宅して酔いを覚ましながら居間にいると…… 視野の中に、なくしたはずのヨット用の時計が!!
 もう少し早く見つかってくれたら、新しいのを買わずに済んだのに。
 後悔先に立たず。航海前に買うべからず。
 クルージングで不便だからと、急遽新しいのを買ったらクルージングは中止だから、買わなくてもよかった、という結果。
 いやあ、いかにも「人生とはそういうものさ」と運命の女神に爆笑されている感じだ。

 のち、いつものように執筆。

2006年09月25日

東南の角部屋

 マンションの東南の角部屋、などというといいロケーションみたいに聞こえる。
 たしかに悪くないのだが、あつい。
 今朝方も室内で冷暖房なしで26.9度ある。(書いているのは26日午前7時)
(それでもやっと27度を切ったじゃないか!!)

 高層マンションなので、周囲に日差しを遮るモノがない。
 数日前にも書いたけど、夏の間に、建物自体が温まってしまっているので、窓を開けて多少冷たい空気が入ってきても、すぐに壁に温められてしまうのだ。

 というわけで、本日も短パンにタンクトップ。
 というか、ほぼスリーシーズン、仕事場では短パンだ。

 25日は、ひきこもりにて、ひたすら執筆。
 寝て起きたら、帝国ホテルの「第三回ダイヤモンド経済小説大賞贈呈式」に出席。

2006年09月24日

太極拳の申込みに5Km歩く

 午後、横浜市神奈川スポーツセンターへ。
 ためしに歩いてみたら早足で50分ほどかかった。距離にして5Kmほどあるようだ。
 受付で、太極拳教室の申込み(10回分4000円)を支払う。
 10月から始まる教室に申し込んで当選したので手続きにきたわけ。
 三ツ沢上町駅前の蕎麦屋で「大もりそば」(670円)を食べ、帰りは横浜市営地下鉄で高島町まで。
 行きつけの "Blenz Coffee" で原稿書き。
 午後8時前に帰宅して、近所の公園で妻のリハビリにつきあってストレッチ。
 少しの距離なら杖なしでかなりスタスタ歩けるところまでになった。家で筋トレ、公園で歩行訓練を繰り返していると、目に見えて進歩するところが子供の成長のようだ。

 コットンハーバーにオープンした「コットンマム」の最初の週末のせいだろう、近所のスーパーに客が少なく、惣菜や魚類などが大量に売れ残っていて、鉄火丼200円、天ぷら盛り合わせ半額などと投げ売りをしていたので、夕食は天ぷらに鉄火丼になった。
 コットンマムで毎日の食材を買い続けることができる人がそんなにいるわけないので、まあ、需要が一巡したら、ここのスーパーもすぐに客足がもどることでしょう。

 夜は原稿書き。

2006年09月23日

台風模様

 台風14号のためヨット協会の合同クルージングは中止。

 さいわいにも台風は早めに東へ逸れたので、午前10時、ハーバーへ。
 11時過ぎに出航。
 やはりそれなりに風がある。セールを縮めて快走。
 1時間ほど走ったところで風がかなり上がってきて海面に兎が跳び始める。(強風で白波が立つことを船乗りの用語で「ウサギが跳ぶ」と言います)
 空を見ると、天気図のは現れない小さな寒冷前線ができているようす。急に気温も下がる。
 昼食を摂るにはあわただしいコンディションなので、ハーバーへ引き返すことに。
 都合2時間ほどセーリングして帰港。船を浮き桟橋に舫ったまま、昼食。前線が通過してしまうとかえって穏やかな天気になってきて、陽も差してきて周囲の緑も空も美しい。空気が澄んでいる。
 午後4時頃までそのままだらだらして船を陸上に引き揚げ、片づけを済ませると、他の船の仲間たちがキャビンでくつろいでいた我々に合流。総勢7人のちょっとした宴会。
 午後7時少し前、帰路に就く。

 夜は原稿書き。

2006年09月22日

コットンハーバー

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 南極観測船「宗谷」をつくった日本鋼管浅野ドックの跡地が、コットンハーバーという名前で開発されている。
 タワーマンションで、みなとみらいを向かいに見る景観が売り。マンションはまだまだ建設中だけど、まわりの共用地だけオープンして、スーパーもできた。家から15分くらいなので散歩に。

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 スーパー「コットンマム」は勘違いしてオープンしたらしい超高級な品揃え。
 近隣は工場だったり、住宅地としても高所得階層の地域ではない。タワーマンションも実は二千万円台から三千万円台中心の庶民的なファミリー向け。
 まもなくつぶれるか大幅リニューアルを余儀なくされるかどちらかでしょう。
 かわいそうなのは、マンションの入居が始まるのがまだかなり先で、「マンションに人が入れば客が来る」と間違った期待をもってしまって赤字に耐え、いざ入居しても、思ったほど売上が延びなくてキズが大きくなること。
 他人事ながら心が痛い。

 タワーマンション、という言葉に惑わされているけど、ここは高所得者の入るマンションではなくて、マンション買ってローンに追われて食費は倹約するようなごくふつうの人たちが入居するというのに、100グラム4200円の牛肉売っても買う人いないって。
 車で10分ほどのみなとみらいにはもう少し高級なタワーマンションがあるけれど、そこにはワールドポーターズもあるし、横浜駅近辺にはデパ地下や成城石井など、いくらでも高級食材が手に入る。
 このスーパーは出店前にどういう事前検討をしているのだろう。不思議。

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2006年09月21日

クルージング中止

 久々に、ヨドバシカメラへ。
 プリンターのインク、妻の時計の電池交換、自分の腕時計。

 ヨット用に使っていた時計をなくしてしまったので、4980円のアナデジ時計を買う。
 潮汐グラフと月齢の出る機種はあまり選択肢がない。なくしたのと同じものを買うのも癪なので、むしろ安いやつを。ソーラーじゃなくて電池式だけど、温度計もついている。メタルのブレスレットでこの機能で10気圧防水で4980円。日本ってすごいなあ。

 温度計はもちろん腕にはめていると体温のせいで気温は測れない。
 部屋に置いておいてわかったこと。我が家はやはり暑い。朝いちばん低いときで27度あった。
 この季節で半袖Tシャツに短パンなのもあたりまえだよなあ。(数日前まではタンクトップだった)

 これを書いているのは23日午前3時半だけど、外は19度、少し窓を開けてあるのに室内は26.3度。
 東南の角部屋なので、ビル自体が温まってしまって、壁から空気が暖められて、外気温よりも5度以上温度が高い。こういうデータをみちゃうと、東南の角部屋なんてぜんぜんうれしくないよなあ。どうせお天道様と関係ない時間に暮らしているし、ただ暑いだけ。
 冬の2ヶ月くらいは寒さが緩和されているのだろうけど、我が家は春夏秋の3シーズンにわたって「暑い」ものだから、真冬以外は半ズボン生活を送ることになり、真夏は28度に設定しておいてもクーラーで電気代が2万円になる。

 夜、連絡が来て、台風のため、クルージングは中止になった。

2006年09月20日

ソフトボールも、自粛

 10月の〆切がヤバイので推理作家協会のソフトボールとそのあとの懇親会はパス。
(現在、営業よりも社交よりも執筆)

 その代わりというわけではないけど、夕方、都内から出てきた友人と会って食事をして終電ちかくまでいっしょに過ごして解き放たれた気分。
 家で仕事をしていると、家にいるときにはくつろぐというよりテンションを高めたり高まったテンションを保つことに心を砕いている。この仕事のスタイルだと、家は戦いの場であり、逆に家の外でリラックスすることになる。
 あまりにリラックスして話をしているうちに一瞬まどろんでしまったり。
 ちょっと失礼してしまったのですが、いっしょにいてそれほどリラックスできる友人たちというのは素晴らしいわけで。

 帰宅してから執筆予定のため、食事の時しか酒は飲まなかった。
 主人公にとっての大きな転換を迎える場面で、書いていて楽しいし、筆も進むところ。
 翌21日午前8時、就寝。

報道こそ遵法精神をもて

 いくつかのメディアが高専での殺人事件で自殺した容疑者の実名報道をした。
 そもそも、実名であるかどうかで、報道の受け手から見た社会性、問題意識がかわるわけではない。かわるとすれば、容疑者に制裁的効果があるということだけ。
 つまり、実名報道は、のぞき趣味とリンチの欲求を満たすだけで、社会になんのプラスももたらさない。

 実名報道を選択したメディアは、少年法のあり方に疑問を呈している。
 つまり、自分が賛成できない法体系は、自身のロジックで無視してもよいのだ、という考え方である。
 ここにあるのは、法軽視、本音による建前の破壊だ。

 そうやって、建前を本音でなし崩しにする人によっていやな世の中ができる。
 本音はどうであれ、みんなが建前を守れば、もっとずっと温かい世の中になる。

 酔っぱらい運転にしても、「かたいこというなよ」という本音を平然と実行してしまっているからなくならない。どんなときでも法律を守ろう、とみんなが思えば、悲しい事故は減る。法律よりもそのときの個人的事情を優先し、法律を無視することが、事故を生む。建前を杓子定規に守れば、飲酒運転による事故は確実に減るのだ。
 法律は、本来、人に優しく、粗暴な本音から人を守ってくれるものだ。

 高専で殺人事件が起きたのも、 (もし彼が犯人であるとすれば)容疑者は、彼固有の事情による本音が(人を殺してはいけないという)建前をないがしろにした結果だ。
 殺人を動機で正当化することはできない。
 たとえ相手が殺してしまいたいほどヒドイ奴でも殺してはいけないのだ。
 生きていれば人を憎むことも殺したくなることもあるかもしれないが、それでもなお、どんなときでも、人を殺してはいけない。
 彼は人を殺してはいけない、という法律という形になった建前をあくまでも守らなくてはならなかった。

 もし、実名報道のメディアが殺人を憎むなら、少年法も大切にするべきだ。
 少年法がよくないと思うなら、それを改正するような報道をすべきなのであって、自分で少年法を軽んじてはいけない。法を軽んじるものに、法を犯すものを糾弾する資格はない。
 改正する努力をしないで、なし崩しに本音で報道してしまうのは、報道機関がとるべき行動ではない。
 少年法はオカシイから実名報道をできるように改正すべきだ、と報道するのが報道機関の本当の役割だ。

 報道機関ですら、こうして法律をないがしろにするから、意に沿わない法律なんて時と場合によっては守らなくてもいいのだ、という風潮がはびこってしまうのではないかと思う。

%%%%
 ちなみに、阿川の立場は、実名報道は「少年案件かどうかによらず、すべての犯罪報道で加害者も被害者も双方とも実名は不要」です。

 そういえば、被害者が「明るいよい人」だという報道もよくあるのだけれど、「暗くてイヤなヤツ」であっても殺されてはいけないのだ。
 被害者について「いかによい人だったか」という報道するのもどうかと思う。
%%%%

2006年09月19日

A Day of Jimmy's

 地味な日。
 おかげで執筆は好調。

2006年09月18日

吉野家、食いそこなう

 起きたのが遅く、出鼻をくじかれました。
 食べたかったなあ。吉野家の牛丼。すごく好き。

 もう50歳を過ぎているので、牛肉によるBSEなど、潜伏期間が長くて確率の低い病気は恐くありません。
 10年後に死んでいる確率を考えたとき、そろそろBSE以外の理由である可能性の方が高くなってきているので。
 子供や孫には食べさせません。(いないけど)

 昨年2月にこんなエッセイ書いてます。

フットサル、自粛

 夕方からフットサルの予定だった。
 しばらく運動していなかったので、午後早い時間に準備運動を兼ねて公園でストレッチ。
 が、しかし、……、か、固い!!
 上半身がガチガチ。身体を捻って反転するとボキボキといいそう。
 安全にフットサルができる状態ではないと判断。
 30分、とりあえずいくらかほぐして終了。

 かなり計画的にコンディション作りをしないと思ったように遊べない年齢になっているなあ。

推敲

 いったん冒頭150枚の推敲に入る。
 つながりで期待感が膨らむかどうか、導入部の健康診断も含めて。
 というわけで、分量はほとんど進まず。
 もちろん、それも必要なのだけど、excel の表の数値が上がっていかない寂しさ(笑)というのはあるな。
 さて、少し寝ます。

推理作家協会会報8月号に

そういえば、お知らせしていませんでしたが、推理作家協会会報8月号に原稿を書きました。
下記でお読みになれます。

PCの方は こちら から。

携帯の方は こちら から(携帯用に変換して表示されます)

2006年09月17日

これが自動操舵装置だ!

 いよいよヨットの自動操舵装置の実証試験。
 イギリスの Raymarine というメーカーの ST2000plus という機種のオートパイロット。

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 写真のうしろに水泡が見えるように、6.5ノットで航行中。
 グレーの本体から出ているロッドが伸び縮みして、舵を動かします。

 チーク材でできた舵棒(ティラーといいます)の下に金具をつけ、そこに ST2000 のロッドを取りつけている。金具は折り曲げと溶接を外注。
 デッキ面が平らではなく途中から写真で見て左下がりになっているので、左側の本体側の取りつけ部分は、高さを合わせつつ、この角度を上面で水平になるように木材(薄い木材を重ねて樹脂で固めてある集積材:めちゃめちゃ硬い!)で部材を作成。
 ヨットはこうしたDYIで成り立つところが多いので、自動車をチューンナップしたり、家をホームインプルーブメントしたり、というのと同じ楽しみがある。

 男の子が好きそうな遊びでしょ。

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 この写真では、コンパス角度322度(ほぼ北西)に船の向きを保つように自動的に舵を動かすように設定してあるところ。

 波があったりすると、その都度、細かく船の向きが変わるのだが、この装置は周期的な変動については自動学習して、ごく短期的な変動を無視するようになる。
 それによって放っておいても元に戻るような変動に対して修正過剰になることを防ぎ、電力消費を抑えながらできるだけまっすぐに走るように動作する。

 めちゃめちゃカシコイ。
 どうやら人間よりも舵取りはうまいみたい。

 本日の実験。
 現在位置から海上のブイの方角(Bearing といいます)をGPSで得て、その数値と船の進行方向(COG: Course Over Ground といいます)が一致するように向かうべきコンパス角度(船首方向 Heading といいます)を合わせると、約3キロ手前からスタートしてもきちんとブイにぶつかった。(もちろん直前で避けるのだけど)

 横からの潮の流れや風の影響がなければ、船首角度をブイの方向に合わせるだけでいいのだが、陸と違って海には潮の流れがあるので、船の進行方向は船首の向きと一致しない。
 ヨットは速度が遅いので、潮の流れの影響が大きい。つねに潮を計算して航行する必要がある。
 たとえば目的地が90度の方向にあるとき、「船」を90度に向けるのではなく、「船の進む方向」を90度にしなければ目標に辿り着かない。横からの潮で流されていると、たとえば、船を95度に向けたときに進む方向が90度になるとしたら、90度の方角にある目標に最短距離で目標につくために船を95度に向けて走らせなくてはならないわけだ。

 人間が舵をもっていても、同じように走らせるのだけれど、目標物が見えている場合、無意識に船首を目標物に向けてしまうので、横流れの効果を計算しながら目標を正面に置かないで走らせるには、かなりの精神修養が必要。
 この場合、前を見てはいけなくて、舵を取る人はコンパスだけを見る。周囲の見張りは舵を持つ人とは別の人がやる。

 機械には余計なものを見てしまう目がないので、ちゃんと計算通りに走るわけです。

完食


本牧味奈登庵で遅い昼飯。つけ天そば大盛り。味と量が両立してます。
雨が降り出してヨットは早じまい。
帰ったら仕事します。すごく小説書きたい。

2006年09月16日

自動操舵装置(その後)

 前夜早めに寝たので、プチ朝型で10時に起床。
 午後からヨットハーバーに出かけて、懸案の自動操舵装置の取り付け。思った以上にうまくついた。
 エポキシが固まるまでつかえないので、燃料を満タンまでいれたり、来週の一泊クルージングの準備も少し。 明日実機テストできるかな。

 すべてうまくいけば、GPSと連動して、目的地まで舵に関しては機走なら全自動で辿り着くことができる。よく考えるとすごいよね、これ。
 舵を操作してくれるだけなので、帆走の場合、セールの上げ下ろしや風に対する調整などは、人間がやります。 いくら楽でもこれまで機械にやらせたらヨットに乗る意味ないですから。

 これで、ひとりでどこへでもいけるようになった。
 いままでだって、できないことはなかったけど、いろいろリスクがあって迅速性も含めた操作の失敗が許されないのでやらなかったのでした。

 さあて、原稿書きだ、と思ったんだけど、小説の神様のバチが当たって、ぜんぜん書けなかった。

2006年09月15日

江戸川乱歩賞

 昼間、妻の運転手で西新宿三井ビルへ往復。
 家に帰って着替えて、5分遅れで帝国ホテル。
 江戸川乱歩賞のパーティ。ふたり受賞ですが、早瀬乱さんはすでにデビュー済みの人、最近、長編の賞はこういうケースが多いです。
 T書店T編集長に近況報告。
(ようするに、原稿ちゃんと書いてますよ。という話)

 営業も一段落なので、このパーティこそ食べるぞ!と思っていたのですが、あんまり食べられなかった。(笑)
 このパーティは講談社のご招待なので会費がタダなのです!! タダで帝国ホテルで食べ放題なんてこれ以外にありえない。(セコ)

 女性に弱いので(笑)2皿目にとってきたローストビーフを翻訳家のMさんにまんま貢いで話し込んでいたら、すがやみつるさんが取ってきてくださって半分こで、一応、味見ができました。
 寿司を食いたい気分だったけど、話をしているうちに、会場のおネエ様がデザートを持ってきてくれて、ああ、そういう時間か、寿司はもうないだろうと確かめもせず。

 どこへもよらずかえって原稿書くつもりだったけど、家のそばで一軒よってしまいました。
 小説の神様、お許しください。

2006年09月14日

シンクロ

 朝ご飯とはもはやいえない起きて第一食は、スパゲティにキューピーのトマトソース(2名分89円!)。
 美味しくないけど、エサだからそれでいい。執筆中は他のことであまり満足しないほうがいいのだ。

 で、テレビを点けたらシンクロをやっている。

 たまに水中が写るんだけど、これって舞台裏だよね。
 水の上を最高にするためにものすごい努力をしているのに、舞台裏である水面下を映すのは失礼じゃないか。映画のいちばんいいシーンに割り込んで女優の化粧をしていない楽屋裏を暴露するのと同じ。
 そもそも水中を映しているあいだは、肝心の水上のようすを見ることができなくなるわけだし。
 人間って舞台裏に興味をもつものだけど、そういう下衆な好奇心に応えることで本来の演技を見せないというのは、中継として本質を外していると思う。

2006年09月13日

かなりずれてる

 就寝が午前10時半、起床が午後3時。
 どこからどこまでを何日の日記に書くべきかわからない。(笑)

 4時からインテリアコーディネーターと話をして終わったのが5時前。
 横浜ベイクオーターにある KUA’AINA で1/2ポンドのハンバーガー(1030円)が朝食。
 100円マックと比較して10倍以上美味しい。(笑)
 時間的にはそのまま早めの夕食。

 ただいま我が家では冷凍庫内一掃プロジェクト推進中。
 二度目の食事は、冷凍のタラバガニピラフ。これはかなり美味しい。
 あとは、いい大根が手に入ったので、帆立のカンヅメを開けて、帆立入り大根サラダ。当然美味しい。

 あとはひたすら小説を書く。

2006年09月12日

打合せと試写会

 新宿で打合せだったので、早めに出て床屋へ。二ヶ月半ぶり。
 新宿について、マクドナルドでまず朝食(すでに午後5時だが)。
 打合せはすぐにすんだので、時間調整がてら原稿書き。
 午後7時からは映画「イルマーレ」の試写会。
 同名の韓国映画のハリウッドリメイクだが、いい映画だった。(詳しい感想はたぶんそのうちに)
 終了後は歌舞伎町の中国菜館(横浜中華街より安くて美味しい)で食事をして帰宅。

 夜半から、連載エッセイの原稿を書き、午前8時ごろから小説にもどる。

2006年09月11日

散歩2時間

 しばらく散歩をしていなかった。
 みなとみらいから岡野へ出て「東急ハンズ」をのぞき、またみなとみらいにもどって、「セキチュウ」をのぞき、「スーパーオートバックス」をのぞき、などなど、店に立ち寄りながらも都合2時間の散歩。
 散歩やジョギングをするとかならず腰が痛くなるので、公園で20分ほどストレッチ。

 原稿、すすんできた。

2006年09月10日

自動操舵装置

 昼前に佐川急便がとどく。
 それをもって、午後、ヨットハーバーへ。
 自動操舵装置の取り付け。まだ製作しなければならない部品があって完了しないけど、75%ぐらい完了って感じかな。
 しかし、たっぷり汗をかいた。暑さぶりかえし。
 FRPの切り子をかぶったので、帰宅後、すぐにシャワーを浴び、それから公園で体操。

 夜は、ライター仕事の直し。あいだに人が入っているせいなのかそうでないのか、クライアントの意図がぶれている感じに見える。こちら側からは。
 1600字ほどの原稿なんだけど、直すのに5時間。
 やれやれ、まっさらから書くよりも何倍も時間がかかったよ。まあ、これもお仕事。

2006年09月09日

重要なシーン

 重要なシーンにさしかかって、行ったり来たり。

愛のコリーダ2000

監督: 大島渚
出演: 松田英子, 藤竜也, 殿山泰司

 昭和11年の「安部定事件」をあつかった大島渚監督1976年の作品のノーカット版。
 GyaOで。

 76年の公開当時、安部定事件を扱ったことと過激な性描写で日本公開版ではやたらとカットされていることなどが話題になっっていた。
 30年前のことだ。
 当時の僕は話題のされ方になんだかうんざりしていたのと、スチールでみる松田英子にあまり興味を引かれなかったということもあって、この映画を観なかった。
 で、30年の時を経て観たのだが、これが実に「静かな」名作なのである。
 性器を切り取る事件がどうとか、映画に於ける性描写がどうだとか、そういう騒ぎのイメージと、この映画のできあがりはまったく異なる。
 破滅を予感しながらそこに敢えて埋もれていく、定と吉蔵。
 お互いのすべてを受け入れるという選択は、スクリーンのこちら側にいる人間にとっては、最初から最後まで「痛い」。痛くて痛くて、救い出したい衝動にたびたび駆られる。なぜなら観客の側には、しがらみを持った日常があり、それを背負うこと続けることをよしとする価値判断があるから。
 けれど、ふたりはひとりひとりで終焉を予感しながら、互いにはそれを話さず、それぞれに相手を受け入れつづけ、その結果をもすべて受け止め続ける。
 この映画は「愛」を「精神」と「肉体」に分けようとしていない。精神と肉体のあいだには区別もなければ序列もない。ただ、目の前の相手をどだけ受け入れるかだけが提示されている。もっといえば、「愛」という言葉に抽象化することすらしていない。
 最後、すでに観客が知っている結末に辿り着くそのとき、吉蔵はあたかも天寿を全うする人のように静かに死を受け入れ、定はそれをしずかに見届ける。性器切断、猟奇事件という言葉のもつイメージとしての壮絶さなどまったくそこにはない。あるのは、とても静かで豊かな死なのである。
 ああそうか、死は精神と肉体を区別しないから、愛も精神と肉体を区別しないのだな。もし愛こそが生きることを価値づけるものなら、愛はすごく死に似ているし、だからこそ、生と死がすごく近いところにある。

 静かな手段で常識を覆すこと。それができる大島渚という人の才能をうらやましく思う。
 松田英子が静かでつややかで、これ以外にないという演技をしているのにも驚く。
 この映画にはわくわくドキドキするストーリーはない。つまりシナリオによって成立するのではなく、役者の演技とカメラによってはじめて成立する映画だ。それを考えると、松田をキャスティングする「目」に驚く。
 もしかしたら逆で、大島は松田を知って「コリーダ」を作ろうと思ったのかもしれない。
(と、かんじるくらいなのだが、実際は松田はオーディションで選ばれている)

2006年09月08日

ラジコンサーキット

 会社員時代の部下も上司もベンチャー会社を上場しているし、会社を上場した知り合いが何人もいるのだけれど、その中の一人が、住宅3軒分の土地を買って、アスファルト舗装のラジコンサーキット(自分専用)をもっている。
 そこでラジコン遊びをしようということだったのだが、朝方の雨でサーキットが濡れているそうだ。
 横浜駅にお昼に集合して、会社員時代の仲間とその奥さんなど5人でサーキットが乾くまで宴会。午後3時までに生ビールのピッチャー2杯と芋焼酎ボトル1本。
「乾いたんじゃないか」ということで、横浜駅西口からタクシーでサーキットへ。
 おお!
 道路に面したログハウスがクラブハウス兼ロボットカー研究所になっていて、バックヤードがサーキットになっている。
 ログハウスの中には、ロボットカーの実験用サーキットもあり、開発中のマシンは、ちゃんと自分でコースを一周できる。彼の目標は、自分で一周できるだけでなく、人間がラジコンで操縦するのと同じような速度で自力走行できるものを開発することなのだけれど、「人間が操縦するラジコンカー」というのがまためっぽう速くて、ヘアピンカーブを含む1周60mほどのコースを10秒で一周してしまう。直線部分では秒速10mぐらいはあるのだ。

 40代で会社を上場。
 いまはその会社から退いて、毎日、自分専用のサーキットに「出勤」してきて、ひとりでロボットカーの開発をしている人生。
 いいなあ。

2006年09月07日

ビジネス文書、のち、小説

 8時間眠って起きたのが午後3時だった。

 銀行に融資を申し込む際の「返済計画」の代筆。
 かつて大手町の興銀本店に都合30億円借りに行ったこともあるので、こういうビジネスプロポーザルを書くのは得意なのだ。

 夕方、公園でストレッチしたら、腰のあたりが軽くなった。
 あとは、いつものように小説。

2006年09月06日

雑用、のち、ひきこもり

 郵便局や銀行へ行ったり、スーパーだとかホームセンターで買い物したり、と雑用を済ませて、夕食後に「日本対イエメン」のサッカーを見て、あとは小説。

 と、一文で終わってしまう一日。

 夜食は、古いモヤシを炒めて載せた味噌ラーメン。
 我が家は基本的に薄味なので、たまにこういう濃い味のものを食べると、満足感がひとしおだなあ。

 先日、内科へ行って血液検査をしてもらったらみごとに正常だったのだけど、そういえば癌で死んだオヤジも直前の健康診断では正常だったっけ。検査というのは検査していないことについては何も語らないという当たり前の話だ。
 まったくもって身体が資本なので、実は普通の人以上に身体には気をつけている。
 ときに限界まで力を引き出さなければならないので、体調の把握も重要だし、いざというときに力の出る肉体的精神的コンディションを日常的に把握して作っておかなくてはならない。

 この日記を見て、不摂生をしていると思う人もいるかもしれないけど、生活時間帯がずれているだけで基本的に規則正しい生活をしているし、運動に心がけているのだ。
 朝まで飲んで始発で帰っても、もともとふだんの生活時間帯は崩していない。飲みに行かずに家で原稿を書いていても、いつもベッドにはいるのは始発が動いた時間よりもあとなのだかtらして。

2006年09月05日

ひきこもり

 ひきつづき執筆モード。(日記つまらなくてすみません)
 夕方、例によってストレッチ。
 一日一回、可動域いっぱいに身体を動かすのが気持ちいい。ほんとうはもっと運動したいんだけど。
 夜中、小説のプチ神様が降りてきてストーリーに厚みが。

 なんだかんだここまではスローペースでやっと100枚を超えたところだが、急速にペースは上がってきているし、小説の神様も降りたがっているみたい。
 あと三〇日と少しで四百枚くらい書いて、少し削って整える、というイメージかな。

 明日は、昼間、銀行と郵便局とホームセンターに行かなくちゃ。
(TODO メモ代わり)

2006年09月04日

タイ風海老カレー

 昼に起きて、小説。
 夕方、みなみらいへジョギング。公園でストレッチ。
 妻の作ったタイ風海老カレーが美味しかった。
 で、夜も小説。

2006年09月03日

ヨットも休んで小説

 朝まで小説を書いていたし、まだ書きたかったので、ヨットをドタキャン。
 寝て、起きて、小説を書く。

2006年09月02日

ジョギング日和は執筆好調へ

 夕方、ジョギングに出たらかなり涼しくなっていた。9月だものね。
 自宅近くの公園へもどったところで、リハビリのために出てきた妻と合流。ストレッチなど。
 
 本日は執筆順調。
 調子がいい。

2006年09月01日

中野でコンサート

 今日から9月。
 湘南新宿ラインで原稿を書きながら新宿経由で中野へ。
 中野駅近くのなかの芸能小劇場で、小林淳子さんのコンサート。
 僕の女友達には3人のプロ歌手がいるのだけれど、3人ともみごとにジャンルが違う。
 淳子さんの音楽はジャンル定義がとてもむずかしく、曲目のほとんどはシャンソンのタイトルだけれど、バッキングはジャズ、高音部の囁き語るような歌い方とステージングはひとり芝居のようであり、低音部のダイナミズムは男性的ですらある。僕よりずっと年上なのに、かわいらしさとパワーを兼ね備えている。
 しばらく演奏活動を休止していたので、実に4年ぶりの活動再開を待っていたファンは多く、150人ほどの小ホールは立ち見がでるほどだった。
 休憩をはさんで二時間のステージをピアノとベースとボーカルだけでしっかりと楽しませていた。
 彼女は芸術家肌の人なので、たぶん自分では不満がいっぱいあったと思う。
 そんなこともあって、終了後は話をしたくなさそうな感じでもあり、僕の方も執筆期間中で人見知り状態なので、終了後は早々に会場をあとにして、新宿まで出て、ゴールデン街でひとり飲みして帰宅。