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2008年06月30日

推理作家協会賞贈呈式

 昨日は順調に執筆。

 本日は、推理作家協会賞贈呈式&パーティ。
 受賞の今野敏さんは、協会への入会の時に推薦して頂いた理事なので、お祝いと挨拶をする。

 何人かの編集者と立ち話。

 ソフトボールのメンバーと夏合宿の話など。

 最後は久々の第16回サンミストリオ(高嶋哲夫、新井政彦、阿川大樹)で、ガード下の居酒屋。
 内容的に日本では発売されにくい小説をいかに海外進出で発売するか、みたいな話とか。

2008年06月29日

日曜日

 天気も悪いし、仕事のことが頭から離れない。
 ヨットに行かないと日曜日という気分にならないけど、なんだか日曜日みたいに過ごしてしまう。
 困ったものだ。(て、お読みの方には意味不明ですね)

 妻の実家から庭に成ったという枇杷が届く。15分後には岩手からサクランボ。

 仕事しよう、仕事。

2008年06月28日

またプール

 TSUTAYA DISCAS をおやすみ。Napster もおやすみにしている。
 これで音楽関係の固定費を月額4000円ほど圧縮。
 かわりに、近所のTSUTAYAのレンタル半額期間を利用する。

 CDは3枚
   Joni Mitchel, "Cloud" (邦題:「青春の光と影」)
   Andres Segovia (クラシックギターのあまりにも有名な大家)
   Jimi Hendrix ”Band of Gypsys" (LPをもっているけど改めて)

 DVDを2枚 (どちらも音楽)
   Norah Jones Live in New Orleans
   Norah Jones and The Handsome Band live in 2004

 合計5枚で当日返しで800円。

 またプール。ウォーキング30分、スイムは25mx4本だけ。
 Jリーグ 横浜マリノス vs ジュビロ磐田 をテレビ観戦。くそ、マリノス負けた。

 夜中から、少し書く気になってきた。よしよし。

2008年06月27日

バイク

 オートバイの月極駐車場の料金を払いに行かなくてはならない。
 というわけで、梅雨の晴れ間を縫って、ちょっと走ることにする。

 10kmほどのところにあるひとり暮らしの母親のところへ行く。
 少し走らせるのが目的だからいい加減な道を山勘で走っていたら、ほんとに道に迷ってしまって、20kmくらい走るハメになる。まあ、半分、予定のうちだけど。
 ところどころ緑濃いところがあり、6月の雨に勢いをもらった木々の中を走るのが気持ちよい。

 帰宅後、こんどは1kmほどのところにある遠い方のスーパーマーケットに徒歩で買い物に。
 天気のよい日にはできるだけ体を使うのだ。

 いつもそうだけど、ひとりで歩くときには時速6.3kmを目安にしている。そうすると信号があったりするので、ならせばだいたい1kmを10分くらいで歩くことになる。

 仕事はあまり進まない。かなり discourage されている。まだ少し時間が必要。

2008年06月26日

プール

 今月初めてのプール。
 スポーツクラブの会費がもったいないじゃないか。
 30分、ウォーキング。
 終わり頃には、腹筋が使われているのがわかる感じ。
 25mを3本、泳いでみたけど、うまく泳げない。

 夜中、ウィンブルドンを見る。
 一流の人を見るのはいいなあ。
 最高に癒される。

 僕も一流の人になりたいと素直に思う。
 売れてるとか、人気がある、とかではなく素直に「すごい」と思ってもらえるような小説家に。

2008年06月25日

スイッチ

 気分を切り替えないと、精神が壊れてしまうので、さっそくアクション。
(こと作品づくりに関しての障害があると小説家の精神状態はけっこう微妙)

 今日も晴れたので、まず、懸案事項だった散髪だ。(そんなことかよ、というツッコミがありそうだが)
 なぜ天気が関係あるかというと、その美容室が徒歩で1kmほどのところにあるから。(公共交通機関を使っても、歩く距離は短くならない地理的な位置関係)

 つぎに、仕事とは関係のない友人と会って、食べて飲んでくつろぐ。

2008年06月24日

ピンチ

 梅雨に中休み。いい天気だ。
 朝から出版社へ出かけて打合せ。

 昨年から進めている企画なんだけど、ここへ来てどうも編集者とうまくイメージが共有できない。
 それぞれ自明だと思っていることを、お互いにそう思っていないという感じ。
 あまりにもギャップがあり、互いに相手の言っていることがピンと来ないので、ほとんどコミュニケーションが成立しない。
 このままでは、企画自体、存亡の危機だ。

 かなり沈んだ気持ちになったので、気晴らしに楽器屋に立ち寄って Fender Telecaster を弾く。(笑)

2008年06月22日

ムカイヤマ達也展

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 仕事はピークなんですが、一回燃え尽きたので、充電のため、最近知り合ったアーチストの個展に行ってきました。

 ゴールデン街のバーで知り合った人。
 ゴールデン街にはなんちゃってアーチストは多いのだけれど、彼の顔がとっても澄んでいたので、一度見てみたいと思っていたのです。

 場所は、信濃町、または四谷三丁目です。

 22日までだったのが、好評で、ギャラリーの好意で会期が一週間延長になったということで、明日からの客入りが心配みたいなので、お時間のある人は行ってあげてください。

http://www.gallerycomplex.com/home/schedule/ACT4/mukaiyama.html
http://www.gallerycomplex.com/home/index.html

 絵も面白いけど、パソコンとプロジェクターで五秒前の自分、10秒前の自分、....ずっと前の自分と向き合ってしまうインスタレーションが、面白いです。

 美術については素人ですが、それを省みず偉そうにいうなら、まだまだいろいろスキがある作品群だけど、もしかしたら将来大物になる人なんじゃないかと思いました。 テニスでいえば錦織圭みたいな。

2008年06月21日

身を削る

 沖縄から帰ってきたら2.5kg増えていました。
 運動しない(暑くてできない)で美味しいもの食べてましたから。

 で、昨日から今日の昼近くまで、徹夜でプロット書いてました。
 どのみち編集者と摺り合わせるので、あえて最後までは詰め切らないで、最後の落とし前は保留のままなのだけれど。

 昨日の着手時には30枚ほどだったものが、提出時には65枚。
 物理的に一晩で原稿用紙35枚分書いたのは新記録、パーソナルベストじゃないかなあ。

 プロットで35枚だから、完成原稿にすると300枚分くらいの中身を書いたことになる。

 風呂に入ろうと、給湯中に、体重測ったら1.9kg減ってました。
 よく身が削れたみたいです。(笑)
 体重落とすには、原稿書きがいいようです。
 ただし、脂肪が減らずに体重だけ減ったので、体脂肪率は「なんじゃこりゃあ」というくらいに高まっている。

 そうでなくても、フラフラになるまで仕事したので、あんまり健康的じゃないです。
 なんだか、目のピントが合いません。というか目が痛い。

2008年06月19日

コザの魅力と難しさ

 人というのは、未知のものを見るときに、何か知っているものと同じものを発見し、まず最初にそこから類推して仮説を立てる。こういう場所はおそらくこうであろう、という具合に。
 この方法は十分に経験を積んでいる人なら多くの場合、それほど精度は悪くない。

 ただ、あくまでも経験を基準にする以上、経験したことのないものがあれば類推は困難になるし、群盲象を語るようにサンプル地点がちがうことで結論が変わることもある。

 時間として53年間生きてきているし、地理的にアメリカには60回くらい、その他の国や地域にも15ヶ国くらい行ったことがあるから、僕はそれほど世間知らずではないと思うけれど、コザはまったく想像を超えている。

 一言でいえば、平準化されていないために、ある測定結果をもとに延長線上に類推することがほとんどできないのだ。
 週末と平日でまったく異なる町になる。夜と昼とも全然ちがう。店の構えと中がちがう。夜でも、午後10時と午前2時は全然ちがう。

 見た目は、きわめてさびれている。都会と比べれば特にその差は大きい。
 都会なら看板のペンキが剥がれて読めなくなっている店はふつうまったく期待できないが、コザでは外装と店の満足度はほとんど独立していて無関係だ。なので、看板や外装で判断すれば、コザはただのさびれた活気のない町にしかみえない。

 週末だけオープンする店が有り、その店が特別なにぎわいをもつ。
 看板もボロいし、平日にどの時刻に通りかかってもつぶれて営業していない店に見えるだろう。営業している時刻に店の前に立っても掠れた看板に照明が当てられている程度で、まあ、それほど見栄えはかわらないかもしれない。
 だが、金曜の午後11時から午前2時にその店に行けば、チャージなしドリンク500円で、世界でも一流のロックを聴くことができて、アメリカ兵も日本人も入り乱れて熱狂している。

 午前1時にオープンし、午前2時からライブが始まって午前5時までそれが続き、ずっと満員の店がある。昼間はもちろん、午後10時に前を通っても、ただのつぶれた店にしか見えない。実際、僕は4年間もその店は営業していないと思っていた。

 たいていは午前0時に開くが開かないこともあるバーがある。
 何もないときはただ無愛想な店主が飲み物を出しているだけである。
 平日でも午後2時を過ぎると、カウンターに数人の客が並ぶことがあり、そのほとんどがプロのミュージシャンだったりする。それだけならそういう客層であるというだけだ。
 が、そこにアメリカ人がやって来て、壁のギターを弾いてもいいかと言いだす。
 彼は軽くつま弾き始め、やがてちょっと歌い出す。
 ライブハウスでもないのに、その店にはギターが3本あり、時には客がギターを携えて来店している。歌い始めたアメリカ人にカウンターの客が合わせる。代わる代わる全員がギターを持ちかえてセッションになる。
 ひとしきり終わってから、自己紹介をする。
 そのアメリカ人のことをだれも知らないがミュージシャンだというので、店のパソコンで検索してみると、全米でCDを500万枚売っているグループのボーカルだとわかる。彼に加わってセッションをした客はみなプロのギタリストだから、500万枚アーチストよりももちろんギターが旨い。
 口には出さないがビックリして帰ったはずだ。

 別な店では、カウンターの日本人客が、黒人兵にブルースギターの弾き方を教えているのを見たこともある。

 たぶん、そんな町は日本のどこにもない。
 コザはどこにも似ていないから、いろいろ類推するのがほとんど不可能だ。見た目はただのシャッター街で、実際、空き店舗も多いのだけれど、見た目からは絶対空き店舗だとしか見えないけれど、実は営業している店もたくさんあり、中ではそんなことが起きているのだ。

 貸店舗を返すときに原状復帰をしないみたいだから、多くの空き店舗にも看板が掲げられている。営業している店でも造作にほとんどお金をかけない。突然の夜逃げの店もある。
 ようするに、店が閉まっているときに、空き店舗かどうかを判断する方法がまったくない。確かめたかったら2週間くらいにわたって昼間や深夜や早朝など色々な時刻に定点観測してみる必要がある。

 これほど外観で判断できない町も珍しい。

 だからこそ探検が楽しいし、町はアドベンチャーに満ちている。
 その上、それによって発見できるもののクオリティがとても高いから、コザという町はものすごく魅力的なのだ。

移動日

 14日間の沖縄滞在を終えて帰宅する移動日。
 午前8時40分起床。3時間ほど眠ったかな。
 荷物のパッキング。行きと帰りでほとんど荷物は増えていないが、もともとキャスターバッグに一杯に詰めてあるので、パッキングに多少の工夫が必要。

 午前9時20分過ぎ、ウェスタンホテルを出る。

 バスで約1時間、おもろまち駅に到着。
 ゆいレールで牧志へ。

 牧志公設市場に隣接した食堂で最後の沖縄そば(500円)。
 公設市場の二階の食堂は完全に観光客向けになってしまって安くもないしおいしくもない。いろいろなガイドブックに例外なく紹介されている「ディープな沖縄に触れる」観光スポットである。旅行者向けガイドブックに詳しく載っているディープな場所なんてあり得ないわけで。

 あとは、オバアが一人でテーブルを出して売っている海ぶどう。
 250gの大パックが500円。他に100gのパック4つで1000円というのもあるのだけど、オバアがそれをひとつ(つまり250円相当)オマケしてくれた。
 空港の売店では250gでなんと2100円だったりする。

 さあて、空港に向かうためにゆいレールに乗るのは国際通りの反対側の県庁前駅なのだが、そこまでのあいだ、荷物を引きずって歩くが難儀で汗だくだった。

 ANA126便は定刻12時35分、羽田へ向け出発。

 羽田からYCATへのバス。
 うしろのオバサンふたりの会話が大音量。隣の人と話すのに、前の席でもうるさいと感じる音量いらないのにね。ふだん大邸宅にお住まいなのかな(絶対ちがいそうだけど)

2008年06月18日

沖縄最後の夜

 沖縄最終日。
 午前9時起床。コーヒー2杯、トースト1枚。
 ホテルのオーナーのネエネエとちょっと立ち話。

 食事の後、ベッドに横になっていたら昼までウトウトしてしまう。
 執筆の調子のよかった日の次の日はそうなんだけど、脳味噌が休息を求めているのだな。

 シャワーを浴びて、午後3時に外出。
 強烈な日差しで、肌が痛い。
 ギターをもって歩くのにあまりに暑いので、1キロの距離だがタクシーに乗ろうと思うと、これが来ない。
 夜にはそこらじゅうにいるタクシー。乗りたいときには来ないもので、結局、ギターを提げて汗だくでオーシャン到着。

 ヤキメシ(コーヒー付き600円)
 あとはいつものように仕事。
 夕方になって島酒(300円)

 7時過ぎ、ひがよしひろから電話。
「リンリンでモアイしてるよ」
 ギターをオーシャンに預けてリンリンに移動する。

 モアイというのは、沖縄の風習。
 毎月決まったメンバーで集まって飲食すると同時にお金を出し合い、順番にメンバーの一人だけが集めたお金を全部受け取るという集まりのこと。たとえば1万円のモアイでメンバーが10人ならみんなで1万円と場所代(たとえば1000円)を出し、ひとりが10万円を受け取る。
 集まらないと受け取る権利がないので、安定してメンバーが集まる機会ができるわけだ。
 僕は場所代の1000円だけを払って参加。
 十種類以上の料理と泡盛、飲み放題食べ放題で、超お得。
 メンバーには、ひがよしひろの他、ベースのコーゾー、三線製作者の照屋林次郎など。

 午後10時を回って、ムーンドーターに移動。(よしひろにご馳走になったのでタダ)
 午前0時を回って、PEGへ。
「ギターはオーシャンに預けてあるから受け取ってね」
 と、重要な伝言をしたあとは、DVDでチャカ・カーンとか、ノラ・ジョーンズとか、を聞きながら(見ながら?)、ああでもないこうでもない。
 カオルはノラ・ジョーンズにカワイイを連発。
 さんぴん茶とビールで1000円。

(追伸)
 照屋林次郎についての追加情報
 http://www.beats21.com/ar/A07111801.html

2008年06月17日

仕事仕事仕事

 朝食はパスして、昼までゆっくり眠る。

 午後2時、気象庁沖縄県地方に梅雨明け宣言。
 梅雨入りは平年より14日遅く、梅雨明けは6日早い、短い梅雨だった。梅雨の真っ只中の沖縄に傘を持たずに来てそのまま傘を買わずに帰れるかもしれない。

 部屋を出る前に鏡を覗いて感じたこと。最近、髭に白いものの比率が高くなってきたので、髭を剃らなくても薄汚さが弱い感じがして便利だ。(笑)

 午後3時を過ぎて、モスバーガーで昼食(690円)と仕事。
 ついでに、沖縄タイムズと琉球新報のまとめ読み。

 部屋にもどって仕事。

 夕食はサンエーで買った弁当(398円の100円引きで298円)。

 午後9時過ぎ、20分ほど、気分転換に近くの通称「年金通り」(諸見百軒通り)を散歩。
 名前の通り古い飲み屋街でスナックとかサロンとかいう店が並び、中にいるのは70歳はいうにおよばず90歳でも現役のネエネエ(笑)なのだそうだ。


 午前0時半、コーヒーを求めてウェンディーズへ。(ポテトS含め298円)
 午前3時少し前まで仕事をして本日終了。
 頭が冴えてしまっているので、SHUNで古酒オンザロック(500円)

2008年06月16日

コザ的濃密な語らい

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 午前9時起床。昨日、執筆の調子がよかったので心が疲れている感じ。

 12時前、電話があって、たまたま沖縄に来ている知人と会うことに。
 午後1時、ランチはオーシャンでタコライス。そこへ合流したIさんと陽が傾くまでゆんたく。ネット上の知り合いで直接会うのは初めてだったが、楽しく時間が過ぎる。

 ホテルに戻って仕事の続きをしようと歩いていると、PEGに照喜名薫(ギタリスト)がいる。ちょうどいいではないか。
「仕事させて!」
 店は営業しているわけではなく、仕事に出かける前の準備をしている。冷房も効いているし、椅子の高さもちょうどいい。彼にとっては店は事務所でもある。まもなく、カオルはホテルのバーの仕事に出て行く。

 店番ではなく場所を借りているだけなので、入口のドアには鍵をかける。
 コザでは、店の看板の電気が消えていようと人がいれば客はずんずん入ってくるのだ。

 しばらく仕事をして、腹が減ったので、店の鍵を閉めてリンリンへ。
 白菜の中華風炒めでごはん(650円)を食べていると、コーゾー(「シマガイズ」のベーシスト)が入ってきた。つづいて「ピースフルラブロックフェスティバル2008」のプロデューサーの徳さん。音楽について熱く語る。みんなそれぞれ悩み多いけど、考えていることを実行してもいる。
 熱く語りすぎて午後9時近く夕食時間としてはタイムオーバー。あわてて、PEGにもどって仕事。コーヒーが飲みたくなって、となりのミュージックタウンにあるウェンディーズでコーヒーを買って持ち帰り。執筆継続。

 午後11時過ぎ、仕事を終えたカオルがもどってくる。
 本土からの女性客二人。週末からデイゴホテルに泊まっていて明日には東京に帰るという。そこへ、コウちゃん(「JET」のドラマー)がやってきて、わけのわからないギャグを飛ばしながら彼女たちと話している。
 カオルは外国人の子供にギターを教えているらしく、それがまた悩み多いことらしく、なんとなく愚痴の聞き役に。
 
 客が途切れたところで、早めに店を閉めて「SHUN」に行こうとカオルが言いだし、つい誘いにのってしまう。(笑)
 ジャンバラヤのキーボードゆかり(初対面)など合流。
 彼女の家の隣に『豚の報い』で芥川賞を受賞した又吉栄喜さんが住んでいるのだとか。

 執筆の調子はいいが、人と話す時間が多くて時間の絶対量がとれない一日だったけど、それぞれいい時間が過ごせたので、きっといずれ芸の肥やしにもなるだろう。

 午前6時、店の扉を開けると、日の出の遅い沖縄もすっかり明るい。

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2008年06月15日

小さな町

 昨夜終盤でいろいろな面白い話でゆんたくしてしまい。その後も部屋でいろいろやっていて、寝るのが4時近くになってしまった。

 一日のリズムを壊さないため、眠い目をこすりながら9時に起床。

 午後二時半まで部屋で執筆。
 食事のために外出。
 ホテルの近くの「もろみ食堂」を外から偵察。24時間営業だ。
 RICHMONDという食堂へ行ってみようと思ったのだけれど、休み。
 昼間の死んだ中の町社交街を通り抜けてパルミラ通りから中央パークアベニューへ。ミッキーはやっていたが目当ての「コザ食堂」は休み。ゲート通りへ出て、「茶ンス・COM」に入る。
 このお店、飲茶屋さんなんだけど、全体に女性向けのつくり。
 座ると、とてもおいしい中国緑茶がポットで出てくる。
 中華のランチ(650円)。
 客は僕ひとりだったので、ゆっくり原稿書き。
 ところが、しばらくすると、知っている顔を複数含む団体がどどどと入ってくる。毎日のように見かけるコザレディスたちだ。
 ゲート通りのゴミ拾いボランティアが終了したところだそうで。わいわいがやがや。こちらも負けずに原稿書き(笑)

 その椅子とテーブルなりの姿勢が長くなったので、道の反対側のオーシャンへ移動。(コーヒー350円)
 午後7時半くらいまで原稿書き。
 昨日まではA社向けだったけど、いろいろ事情があって今日からは頭を切り換えてB社向けに着手せねばならぬのだ。

 ホテルに戻ってつづきを書こうと、330号を歩いていると、向こうからなんと「ひがよしひろ」が歩いてくる。そういや彼の家はホテルのある園田だった。
 ちょっとだけ立ち話をして別れる。
 とにかくコザは小さな町で、しかも、商店会系やミュージシャンなど、町の中枢を担っている知り合いが多いので、店でも町を歩いているだけでも、すぐに知り合いに会ってしまうのだ。

 途中で吉元弁当(24時間営業)に寄って「じゅーしー弁当」(400円)を買う。本日の夕食。「じゅーしー」というのは炊き込みご飯のこと。
 ちなみにコザミュージックタウンの土地は吉元弁当がもっていたのだという。古びてけっしてきれいとはいえない弁当屋なのだが実は沖縄市の長者番付に載るほどの金持ち。

 部屋にもどって、弁当を食べて原稿書きのつづき。

 0時少し前、少し頭がぼんやりしてきたのでモスバーガー(24時間営業)へ出かけて、コーヒー(200円)を飲みながら原稿書き。
 コザは、どんな時間にも食事やコーヒーが摂取できるので、今回のような執筆ツアーにはもってこいの場所なのである。横浜の自宅にいると、夜中は食べ物を自分で作るしかなく、そうするとテンションが切れる。

 午前2時前まで仕事して、明日まで続きそうなとてもいい感じになってきたので、本日は終了。
 頭が冴えてしまったのでこんどは緩めなくてはならない。
 中の町社交街のデッドエンドにある「ユニオン」(24時間営業のスーパーで元町ユニオンとは多分まったく関係ない雑然としたスーパー)で、ビールと「サバのピリ辛フライ」などを買う。実態はフライでもピリ辛でもなく、鯖の南蛮漬けのことである。
 沖縄の人は辛いのが苦手らしく、カレーもまったく辛くないのがふつう。

 この時刻の中の町は運転代行の軽自動車だらけ。
 
車社会の沖縄では運転代行が実質深夜のタクシーの役目をしている。たとえば料金は5kmで1000円程度。

2008年06月14日

小説モードと人混み

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 午前9時起床。
 食堂へ出てテレビを見ると東北の地震のニュース。
 岩手の花泉に友人の実家があり、泊めてもらったことがある。震源に近いけれど、大丈夫だろうか。
 コーヒー2杯、トースト2枚。

 原稿執筆開始。
 同時に洗濯も開始(200円)。携帯電話のタイマーで30分をセットしてまた原稿書き。
 干しに行ったら蚊に食われた。

 午後二時半、昼食のため外出。
 330号沿いの 50's Cafe でハンバーガー(820円)

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 お決まりのオーシャンに出勤。コーヒー(350円)
 カウンターには座らず、テーブル席で原稿書き。

 午後6時過ぎ、ミュージックタウンへ。
 ミャンマー・四川省のチャリティイベントをやっている。
 1000円で100円券8枚綴りのチケットを買うと200円が寄付になる仕組み。100円券は、そこにある既存の店舗でも屋台でも使える。
 デイゴホテルの社長とか、音楽プロデューサーの徳さんとか、いつも来る度に会っている人たちにもたくさん会えた。

 ステージでは次々にイベント。
 ベンチャーズ界(笑)では有名なスパーキッズ、上原兄弟の演奏もついに聴けたぞ! 腕前もそうなんだけど、めちゃめちゃステージ慣れしている。起立、礼、みたいな、見事に演出された子供っぽさが大人の心を掴むわけだ。

 ただ、頭が小説モードのため、多くの人が集まっているところがちょっと苦手な精神状態であり、挨拶程度であまり話さずゆんたくの輪にも加わらず。見物客に徹してホテルにもどる。
 宮永英一の打ち上げもあったのだけれど、この精神状態ではおおぜいのあまり知らない人の中に入るのが無理なので、午後10時、不参加のメール。

 午後10時半、区切りが付いたので散歩がてらコザクラへ。
 ビールを飲んで帰ろうとしたところで、デイゴホテル社長登場。
 例によって町おこしとか、沖縄の人の商売の在り方とか。
 そんななか、小説の取材上まさにぴったりくる重要な情報も。

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イベントでは主催者側で知り合いがたくさん大活躍していた。
写真は最近会ったユッキー。コザでプレゼンス急上昇中。
ニューヨークから持ち帰ったアクセサリーを売っていました。

2008年06月13日

13日の金曜日

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 午前9時、ホテルの食堂でコーヒーとトースト。1泊あたり3000円なのに朝食付き。貧乏小説家にはとてもありがたい。
 インターネットが使えないと思っていたこのホテル、フロントのすぐそばの部屋であるということもあって、やってみると無線LANがつながる。

 南国的で開放的であるかわりにエアコンがなくてプライバシーが限定的だけど、とても安いゲストハウスに1週間住んで、こんどはエアコンはあるが外の天気もわからないような閉塞感のある安ホテルがこれから1週間の棲み家。
 一概にどちらがいいとはいえない。エアコンが効く以外に住み心地がいいとはいえないホテルも、そもそもカンヅメが目的なら悪くはないからだ。執筆には誘惑がないことも重要だから。

 午前中、部屋に留まって原稿書き。
 89.1MHzが米軍放送で(当たり前だけど)洋楽ばかりかかるのでなかなかゴキゲン。米軍放送はテレビもあって、いま上映中の映画まで放送されたりする。当然、英語だけで日本語字幕なんかないけど。
 こういう沖縄のインフラをうまく使えると沖縄生活の快適度が増す。

 昼食は「カレーハウス(大)すき家」でポークカレー(350円)。
 歩いているうちにどんどん強烈な日差しになってくる。
 この日差しのせいで、「沖縄の人が泳がない」「泳ぐとしても夕方になってTシャツを着たまま海に入る」わけだ。

 オーシャンで午後5時まで原稿書き。

 5時過ぎ、ミュージックタウン音市場の楽屋へ。
 コザを代表する、というか日本を代表するロックミュージシャン・宮永英一の「プロデビュー40周年リサイタル 宮永英一コザを語る」。
 パンフレットに1ページ、僕が原稿を書いている。写真入り。
 隣のページはギタリストの Char である。そういえば会場には Char からも花が届いていた。
 楽屋で弁当をもらって食べる。
 7時開演、終演は9時半。
 腹が減ったので、まずオーシャンで泡盛(300円)をひっかけて、Shunでビール(500円)と鶏竜田揚げ(500円)
 力の入ったライブを聴くと疲れる。が、クリエイティブなエネルギーをもらうことはいいことだ。

 AFN(米軍放送)を聞きながら眠る。

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2008年06月12日

引っ越し

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 目が覚めるとまだ午前6時過ぎ。二度寝して午前9時、目覚ましで起きる。
 朝食は、特大のトマト(150円)と昨夜ローソンで買っておいたパン(115円)。
 午前10時過ぎ、スコール。
 雨の音が気持ちいい。

 移動日なので荷物をまとめる。
 一週間暮らしていると自分の家って感じがして、なんとなく去りがたいんだよね。
 なので、荷物ができているのに、近所でランチをしようなんて思っていたら豪雨だ。トロピカルな天気である。
 おなじみサイドウェイズのランチ(780円)。
「犬、大丈夫ですか」
 従業員に聞かれて「いいですよ」と言ったのはいいが、そのプードルってば、店のフロアをいったりきたり猛ダッシュ。犬かどうかじゃなく、店の中を何者かが走ってもいいですか、と聞いて欲しかった。

 気が散って原稿が書けないので、コザクラへ。
 雨の中を10mほど、こんどはこっちがダッシュ。
 で、入口で足を滑らせてコテン。あちゃ。幸いだれにも見られていなかった。
 テーブルを借りて仕事を始めたら、アイスコーヒーを出してくれる。場所をただで借りた上に飲み物付き、飲食店なのに、すみません。

 銀天街の話など。
 日本中でそうなのだが、どこでも自分が土地建物をもっている商店街のオーナーはシャッター街を復興させたくない人が多いという話。なので、家賃も下げないので新しいビジネスが成立しない。
 なぜかと言えば、まず土地があると生活には困らない。
 その上で、商店街が廃れて行政が再開発して高く売れるのを待っているから、自分が物件をもっている商店街は廃れれば廃れるほど自分に有利だというわけ。
 行政と地権者の関係っていうやつだ。

 午後4時を回って雨が上がったので、約1km離れた「ウエスタンホテル」に移動。
 一度に荷物を運べないので、ギターは置いたまま。
 辿り着いたホテルは古い建物のシングルルーム1週間で21000円。
「お客さんひとりなんで差し支えなかったら深夜お湯止めていいですか」
 こういう建物は熱のロスも多いはずで、たしかに、効率悪いよね。
(実際には、その後、飛び込みで男性があとふたり泊まっていたけど)

 夕食は近くのスーパー「サンエー」で買ったカツ丼(420円)。

 U23日本代表vsカメルーンの試合を見終わってから、コザクラへ。
 昼にアイスコーヒーをタダでご馳走になっているので、恩を返しにお金を使いに来たわけだ。島酒デカグラスで500円。30分ほどゆんたく。

 至近距離のヒトトキ家に立ち寄って、残った荷物(ギター)をピックアップ。

 ホテルまでまもなく辿り着くほんの少し手前ワンブロック外れたところにムーンドーターがあるので、ビール(500円)でゆんたく。
 紅型の職人さんの女性がいて、リーミーを交えて、B型男談義など。
 あ、別に紅型(びんがた)とB型をかけているわけじゃあありません。彼女もB型なのだそうで。

 久々にエアコンの効いた部屋で寝る。

2008年06月11日

淡々と生活する

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photo with GR Digital

 午前10時過ぎに起床。
 朝食は買い置きの天ぷらをふたつ。

 今日も天気がいいので、シャワーを浴びて午前中は洗濯だ。
 木曜日にはエアコンのついたホテルに引っ越すので、無料で洗濯機が使えるうちに、ということもあり。(笑)
 自然の太陽の光と風を感じながらシャワーを浴びたり、洗濯をしたりというのが、自分の身体のエネルギーになってくる感じがする。
 快適だと思っていたマンション暮らしだけれど、自然の中で生きる心地よさから離れているのだと、時々刻々、実感する。
 生活をしているだけで楽しいから、南の人は働かないんだろうな。
 僕はそういうわけにいかないし、仕事も好きだから、小説を書くという贅沢を満喫しよう。
 そんなことを考えながら、乾くのを待ちつつ、ヨガで身体を整えて原稿書き。

 暑くなってきたので、今日はまず最初にオーシャン。
 ライチタイムで、タコスとアイスコーヒー(600円)
 午後5時過ぎまでいて、帰宅。

 現在の問題は運動不足。風が涼しいので、ウォーキングに出ようと宿を出ると、向かいのFMコザのスタジオ前で、都市計画を専攻している琉球大学の大学院生に会う。彼が今回初めて会ったのだけれど、町が狭いので、すでに何度もお互いを視認している。(笑) この地域でやってみようとしているマイクロビジネスについて、しばし、ゆんたく。

 どこに行くか決めていなかったけれど、沖縄市究極のシャッター通り・銀天街へ行ってみることにした。

 行きはずっと下り坂で、およそ2Kmを20分ほどで歩いて到着。
 ううむ。聞きしに勝る荒廃ぶりである。午後7時で、開いている店が数店しかない。やけっぱちのように、商店街全体に、ラジオのナイター中継を流している。
 アーケードは今にも朽ち果てそうで、落下事故があってもおかしくない。
(実際、数日前に行政と町の関係者が実況見分をしたばかりだ)
 路地は狭く、迷路のようで、香港の九龍城とベネチアを足して悪いところだけを強調したような街である。外部の人は入っていくのすらためらわれる雰囲気。
 シャッター通り研究家である阿川大樹の知る限り、全国ダントツ1位、グランプリ級のシャッター通りだ。

 行きはよいよい帰りは恐い(笑)上り坂。汗だくでもどる。全行程4.4km時間46分。(携帯電話のGPS機能で地図上に歩いた行程と距離と時間が表示される)
 しかし、かなりへばった。急性夏ばて状態。

 冷房が恋しくて、午後9時過ぎ、夕食に出る。このあたり水曜日は休みの店が多いのでやや当てが外れてしまったけど、バテているときはカレーでしょ、とミュージックタウン内の24時間営業の「すき家」でカレーとサラダのセット(570円)。
 ちなみに、広い道路を挟んで反対側に「カレーハウス(大)すき家」(かっこママ)というのがあるので、こんどそっちも試してみようと思う。

 珍しく早い時間からPEGが開いていたので、照喜名薫に貸してあった500円を取り立てがてら(笑)立ち寄る。

 帰って来て、気持ちよく風が通り抜ける居間でまた仕事。

2008年06月10日

執筆好調

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 午前9時起床。
 朝食は、買い置きの天ぷら(2つで100円)とトマト(1個80円)。
 宿の包丁が全然切れないのがちょっとストレス(笑)
 今日も天気がいいので、迷わず洗濯。天気がいいと洗濯も楽しいぞ。
 4階の居間が風通しがいいので、スタートはそこで執筆。

 午後1時過ぎ、ランチに出る。
 今日も美女がいるかなあと思って(冗談)「サイドウェイズ」へ。
 昨日はテラス席で暑かったのだけれど、なかが涼しいのはわかっていたので、パソコンをもって中の席へ。
 ランチメニューは赤魚のムニエル・デミグラスソース。(780円)
 たっぷりのアイスティーをゆっくり飲みながら原稿書き。

 午後4時過ぎ、冷房が効きすぎて寒くなってきたのでオーシャンへ移動。仕事のつづき。(コーヒー350円)
 帰りに「上間天ぷら店」で天ぷらを仕入れる(4つで250円)
 腹が減ってもどってきたのだがあてにしていたリンリンがまだ営業していなかった。夕食はミッキー食堂で沖縄そば(500円)

 宿にもどって気分転換。屋上で涼風に吹かれながらギターを弾く。
 すごく気持ちがよくて幸せ。
 居間で、報道ステーションを見ながら、ゆるゆるとながらで執筆。

 食う、寝る、書く、飲む。時々、ギターと洗濯。他には何もいらない。
 ああ、仕事場が欲しいなあ。
 まずは、仕事場をもてるように、いまがんばるのだ。

 午後11時を過ぎて、テンションが入らなくなったので、中の町の Moon Daughter へ。閉店の1時過ぎまでリーミーとゆんたく。

 腹が減ったので、帰り道に Shun によって鯖の干物(500円)でビール。これがメチャうまい干物で、53年の人生で最高の鯖の干物。夏はやってないけど、ここのおでんもへたな料亭の煮物よりもうまい。

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2008年06月09日

晴れた

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 ロックの日である。
 さて、昨日の晩は世界が狭かったが、今朝判明したところでは、コザは更に狭かった。
 なんと、同じ宿に前日から泊まっていた女性3人組は、コザ音楽祭の出場者だったのだそうだ。偶然、まったく顔を合わすことがなかったけれど。

 さて、午前八時に起きると、外は晴れている。
 ネットで天気予報を見ると、週間予報まで真っ赤っかに晴れているではないか。昨日までの予報は、あれは嘘だったのか。というわけで、事実上の梅雨明けかもしれない。
 こちらの人は糸満のハーリーのころがだいたい梅雨明け、と考えているようだし。

 暑くなりそうだが、涼しいうちに運動をしようと、携帯電話の新機能 Run & Walk を作動させてウォーキングに出かける。
 いったん基地のゲート方面へ向かい、そこからコザ運動公園(次に執筆予定の小説の舞台の一部になる予定)を経由して、胡屋十字路までもどってくるコース。
 携帯電話のGPS機能で自動的に距離が出て、地図の上に歩いた路程がプロットされる。朝の散歩は3.6kmだった。

 もどってくる頃にはかなりの灼熱になっていて、ミュージックタウンにあるウェンディーズで朝食。飲み物はコーラのLサイズにした。ゴクゴク。(520円)

 帰宅後、シャワーを浴びる。
 洗濯もしようと思ったけれど、宿のオーナーがシーツなどを大量に洗っているようなので、とりあえずパス。

 執筆開始。
 まずはゲストハウスの居間。
 昼過ぎになったので、どこかでランチをしようとパルミラ通りを歩いていたらサイドウェイズのテラスで知り合い3人がランチをしていて、そこに引き込まれてしまう。(どこにしようか迷っていたのでちょうどいいんだけどさ)
 グルクンの天ぷらをタルタルソース風のもので食べる。デザートも飲み物もついて780円。予算的にはもう少し安くあげたいけど内容的にはコストパフォーマンスはよかったし、なにより美人が一緒だったのでたいへん楽しいランチでありました。

 その後、また居間で仕事。
 夕方が近づいて蒸してきたので、オーシャンにいってコーヒー350円で仕事。
 途中、知り合いの常連と小説のヒントになりそうな話もできたり。
 とにかく、今日は執筆の調子がいい。

 さて、夕食はパーラーリンリンでトーフチャンプル(ご飯味噌汁のセットで650円)で野菜をたっぷり取る。

 その後は、調子がいいのでさらにコザクラへ行ってコーヒー(300円)でテーブルを借りて仕事。
 23時半あたりになって一区切りついたので、常連の地元の人たちとしばらくゆんたく。

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2008年06月08日

コザ音楽祭で審査員

 起床午前8時40分。
 晴れている。晴れるとなったらそれはもう強烈な日差しだ。
 まず初めに考えたこと。洗濯できる!
 沖縄の天気は変わりやすい。お天道様のゴキゲンのいいうちに人間はスキをうかがって洗濯をせねばならぬ。というわけで、朝食前に洗濯。
 さすが二時間ほどで乾いてしまった。横浜のマンションはベランダに洗濯物が干せないので、太陽の光で干したものを着るのは久しぶりだ。
 しかし、この変わりやすい天気では会社勤めの人は洗濯物を干せないな。

 朝食は昨日のうちに買っておいた ZAZOO のパン。
 ちょうどオーシャンの隣なのだけれど、なかなかおいしいのだ。

 昼前から原稿書き。
 昼は、昨日食べ損なった弁当を冷蔵庫から出して電子レンジでチン。

 いつものようにオーシャンに出勤して原稿書き。

 午後4時、コザ音楽祭本戦会場のミュージックタウン音市場へ。
 どういうわけか本日の僕はこのバンドコンペティションの審査員なのだ。

 その他の審査員はコンディショングリーンのボーカルとして有名なカッチャン、紫のドラマー宮永英一、ZODIACの照喜名薫ほか、錚々たるメンバー。本土の人間は僕だけである。

 本戦は午後5時半から11のバンドで争われた。
 客席後方に設けられた審査員席で、評価シートに点数をつけながら聴く。
 プロを目指す若いミュージシャンにとっては将来がかかっている。いい加減に点数をつけるわけにはいかない。しかも、唯一の小説家の審査員として、場合によっては特によかった歌詞があれば審査員特別賞を出すということだ。

 バラエティに富んだ出場者たちだったが、これはすごいと驚かせてくれるグループはいない。演奏技術も凡庸。
 ずっと関わってきた審査員たちによれば、今年は全体にレベルが低いのだという。
 小説でもそうだけれど、プロになるということは、世界に満ちあふれているすべてのミュージシャンと競争する場に出るということ。ある年の本選会で一番であるかどうかは、それを考えればほんとに些末なことなのだ。
 グランプリと金賞は僅差だったが、真剣な討議の結果、COCORE(ココア)というバンドがグランプリに決まった。
 僕はベストボーカル賞のプレゼンターとして賞状と副賞をわたす。

 さて、終了後は、「音洞(おとぼら)」という店でリーミーがアコースティックで歌うライブが九時からあるはずなので、駆けつける。ただし、時刻はすでに10時半である。
 初めての店におそるおそる入っていってみると、コザには珍しい天井の高い静かな雰囲気の店で、まさにちょうどリーミーが3人のユニットでしっとりと歌っているところだった。
 チャージは無料なのだけれど、店のシステムがわからないので、適当なところに座って聴いていると、曲の合間のMCの途中でリーミーが僕を見つけて「大樹さん、こっち座ってこっち」と最前列真ん前に有無をいわさず座らされた。(笑)
 リーミーというは金武というもっとも荒くれ者たちのいる海兵隊基地キャンプハンセンのそばの町で、ロックを歌っていた女性で、あえていえばジャニス・ジョプリンのような人なんだけど、姉御肌でカリスマ性のある女性なんだな、これが。
 かくいう僕も彼女がロックを歌うのはビデオでしか聴いたことがなく、きょうは彼女は実にしっとりとしたアコースティックだった。

 ライブが終わったあと、やっとコロナ(550円)をゲットして、リーミーの店の常連さんなんかと午後1時過ぎまでその店でゆんたく。

 部屋にもどると、昨日から同部屋になっていた男性が、「もしかして、コザ音楽祭で審査員をやっていませんでしたか?」と。
 世界は狭い。(て、コザが狭いだけか)

2008年06月07日

コザ 3日目

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 久しぶりに8時間ゆっくり眠った。
 外では明日投票の沖縄県議会議員選挙の声がしている。なんと僕の知っている人も立候補していたりして、いろいろなところで人に会うたびにそのことが話題になっている。

 雨で朝食に出るのがおっくうなので、買い置きのカップ麺「沖縄そば」を食べる。(138円)

 沖縄には同じ苗字の人が多いので、選挙ポスターをみると、ほとんど候補者が下の名前だけをカナで書いているので、ちょっとふざけているみたいな感じがして面白い。

 オーシャンでコーヒー(350円)を頼んでテーブルで原稿書き。
 四時過ぎになって昼食「すき家」で牛丼並と豚汁のセット(玉子お新香つき500円)。意外に椅子の座り心地がいいので、そこでも少し原稿書き。
 上間てんぷら店で、ラフテーの弁当(400円)とてんぷら2つ(合計100円)を買って、宿にもどる。
 今夜はサッカー。オマーン戦なので、外へ食事や飲みには行かないのだ。

 しかし、宿の居間では宴会が始まっていて、誘われる。
 テレビチャンネルの確保がてらそのすぐ横でパソコンを開いて仕事の続き。
 空気の読めないやつでスミマセン。(笑)
 いよいよ琉球放送でサッカーの番組が始まったところで、焼きそばと泡盛のご相伴に与る。
 そこにいる人たちとテレビサッカー観戦。
 いろいろと話し込んで午前2時就寝。

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2008年06月06日

コザ 2日目

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 ちょうどよい気温でよく眠れた朝10時半。
 居間でベースを引いていたら「おはようございます」の声。ふたりいる同宿者(部屋は別)のひとり。もしかして起こしてしまったかな。
 インターネットにつながっているパソコンで天気予報を見る。
 昨日までは、来週までいい天気が続くという予報だったのに、午後から雨だって。沖縄の人は「天気予報なんてあたらないから」という。日差しが強くて局所的な上昇気流が多いと変化が大きくて予報は難しいんだろう。

 午後を待たずに雨が降り出す。
 雨の音を聞きながらシャワーを浴びる。南にいる感じがする。

 ミッキー食堂でカレーライス(600円)。
 この値段でフライドチキンが5個くらい入っていて、ご飯もルーも大盛りで食べきれず。(沖縄の人は辛いのが苦手なので、こっちのカレーはだいたい辛くない)

 カフェコザクラのテーブルを借りて原稿書き。
 手始めにエッセイを一本書き上げたところで、ひがよしひろ(ブルースシンガー)から電話。夜の約束。

 サブプライムの余波で旦那がJPモルガンチェイスをクビになったばかりというニューヨーク帰りの美人起業家(コザ出身)とか、地元銀行の支店長とかと、あれやこれやの話をする。
 世界と沖縄市の経済状況とか。(笑)
 雨は降ったり止んだり。

 夕食はキャサリンでチャーハン。(600円)
 オーシャンで東京在住で沖縄ツアー中の今西太一のライブ(ワンドリンク付き1500円)。ビール追加500円。
 いい歌を聞いて気持ちよくなる。いつでも全国を回っていて、年間200ステージやっているという。ステージに立ったとたんに人の心を掴む人。

 ひがよしひろと合流して、PEGへ移動。
 1時半ごろ帰宅。

2008年06月05日

沖縄に来ています

 午前9時起床。
 アラームよりも先に目が覚めてしまったから、いつもより少し緊張しているのかな。

 髪を洗いたいのでまずシャワー。
 バタバタせわしいのもいやなので、朝食は省略。
 YCATでANAにチェックイン。羽田行きのバスに荷物を渡してしまえば、あとは那覇で受け取るだけ。(てぶらサービス)
 バスは頻繁に出ていて羽田まで30分以内で安定して着くし、チケットレスで搭乗ゲートに10分前にいればいいので、飛行機の旅もずいぶんとカジュアルになったなあ。

 いくら飛行時間が短くても飛行機は空港での待ち時間が長いのが問題だったけど、こういうシステムなら大阪と沖縄と時間はほとんど同じ。「旅割」料金なら飛行機代も横浜大阪間の新幹線とほぼ同じ料金だ。
 沖縄は暖かかったり暑かったりするので着替えの荷物も少ないし、いい安宿があって飲食費も安いので、トータルとして大阪よりも沖縄の方が安い。
 とりわけ、僕のように長期に仕事をしに行くとなれば、沖縄がどんどん有利になる。もちろん横浜でホテルに籠もって仕事をするよりも飛行機代をつかっても沖縄に来た方が安い。

 本日の空弁(そらべん)は、「焼き鯖寿司」(1050円)。
 本当は崎陽軒のシウマイ15個入り(550円)にしようと思っていたけど、YCATの売店に真空パックのものしかなかったのだ。あれは味も違う別物。
 ターミナルの配置もかわって、羽田のゲート近くで買えたシウマイも今回は見あたらなかった。
 席はいつもの76C(二階席通路側)
 機内で使えない機器のリストに「パーソナルコンピュータ」があって一瞬ドキっとしたけど、無線LANの電波を出さないようにしてあれば大丈夫らしくホっ。

 定刻通り那覇に到着。
 コザへ向かうバスは15時20分。15分待ち。荷物受け取りの遅れなどもあり得るから、やはり127便がちょうどいい。そのあとは1時間以上バスがなくなる。
 気温は29度。たしかに湿気が多いがこのくらいなら辛いということはないかな。(なにしろこれからしばらくの宿にはクーラーがない)

 16時半、コザに到着。なつかしい。帰ってきたという感覚とそれでも新しい環境であるという緊張と。
 パルミラ通りにあるゲストハウス「ヒトトキ家」がしばらくの棲み家なのだけれど、そこにチェックインする前にすでに知り合いに会って挨拶が始まる。(笑)

 ヒトトキ家は、南国&エスニックな雰囲気がただようなかなかすてきなゲストハウス。まずは一週間、ここで暮らす。

 あとは半年間の町の変化をアップデートしながら「来てるよ」と挨拶回り。6軒。

その内訳は、

 夕方、日が暮れる前にゲート通りの「オーシャン」でタコス(300円)とビール(500円)。シンガーソングライター・ヤッシーの店。
「コザクラ」で島酒(500円)。内地から来た人なのに実は町おこしのキーパーソンになっている鈴木雅子さんの店。
「パーラーリンリン」でフーチャンプルー(500円)とビール(400円)。
「ムーンドーター」で島酒(一合:1000円)。女性ロックシンガー・リーミーの店。
「Shun」でさんぴん茶(400円)と豚バラ串焼き(380円)。実は食い物が本格的においしい中の町のバー。
「PEG」でさんぴん茶(400円)。ギタリスト照喜名薫の店。(僕のギターが預けてある)
 宿に戻ったのは午前3時過ぎ。

2008年06月04日

みなとみらいで打合せ

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 明け方までB社向けの資料読み。

 ちょっと寝て、10時半に起きる。
 13時からA社編集長と改稿の打合せ。
 1時間半ほど方向性を確認。

 その足で横浜美術館の「木下孝則展」に。
 二回目だけど、何度見てもいいなあ。
 まもなく終了してしまい、沖縄から帰って来たときには次の展示になっているので、最後だ。
 あ、写真は企画展のほうじゃなくて、美術館のコレクション展の方です。

 いよいよ旅行の準備とほんとの執筆モード。

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photo with W61CA

2008年06月03日

肌寒い梅雨の日

 なんとなく肌寒い日がつづいていますが、みなさん、お元気ですか。

 昨夜は花火だったけど、家の窓からは見えないし、ワールドカップの3次予選オマーン戦があったので、そっちを見ました。
 安定したいいサッカーをしてました。岡田監督になってからいちばんサッカーらしいサッカーができたんじゃないかな。

 その後、中田の「旅人ドキュメンタリー」。
 メディア関係の人にあうと、中田のメディア対応をすごく批判する人が多い。しかし、昨今のメディアを見ているとむしろ「メディアが自分の真意を伝えない」というのが彼にとっていかに重要であるかはとてもよく理解できます。
 メディアというのはスポーツマンのステレオタイプ、つまり「あまり頭がよくなくて、とにかく『がんばります』とか『努力』を連発するさわやかなスポーツマン」を好んでいるのだけれど、笑顔でそういうことをいわない人は朝青龍も含め、だいたいメディアに批判的に報じられる。
 いろいろなタイプの人間がいるから世界が面白いのに、スポーツマンは(あるいは横綱は)こうでなければいけない、という枠にはまらない人はメディアにとって気に入らないらしい。
 エリートスポーツマンが努力をしていないなんてことはあり得ないし、プロである以上努力をしたりがんばったりすることはあまりにも当たり前で、そんなことを特別に売りにする方がおかしいと思うのだけれど、メディアというのはそういう人を「いかにも」な形で伝えたいらしい。
 メディアに対して冷たい人がいると「偉そうにしている」といったりね。
 選手たちは日々戦っているわけだから、メディアに向かっていつもニコニコしていられないし、ましてや失礼な質問や失礼な態度でズカズカとプライバシーに立ち入ってくるメディアに向かってへりくだることが「すぐれた人格」なわけでもない。
 nakata.net の中田の場合もそうだけど、メディアへの情報リリースをあてにしないで、自分で直接ファンに情報を届けるスタンスもメディアが大嫌いなやり方なんですよね。
 中田の取材制限はメディア業界では有名らしいけれど、テレビの人は「一般人がだれでも喜んでテレビに映りたがる」と勝手に思いこんでいて、実際にそういう人も少なくはないので、「取材される方が協力的で当たり前」であるという奢りがあるので、その裏返しで「取材に非協力な人」を「偉そうにしている」なんていうわけだけど、「喜んで取材に応じて当たり前」という態度の方がよっぽど偉そうだということに気づいていないらしい。

 お仕事はひたすら出張の準備。
 もっていかなくてはならない資料本を減らすために、そのうちいくつかを読んでサマリーをパソコンに入力してます。どうせあとで読むんだから、たぶんコピーをとるよりも生産的かな。

第1回コザ文学賞募集開始

 コザ(沖縄県沖縄市)で募集されている「第一回コザ文学賞」の募集が始まりました。

 阿川大樹は選考委員のひとりに名を連ねています。

2008年06月02日

新橋で打合せ

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Photo with W61CA (Mobile Phone)

 朝までかかって原稿書き。
 沖縄ロックの巨匠・宮永英一プロデビュー40周年記念リサイタルのパンフレットの原稿800字。友人の慶事なのでギャラはなし。

 午前8時就寝。午後0時起床。
 お茶とパイナップルで家を出る。

 新橋第一ホテルにてD社新雑誌の編集者と打合せ。
 そもそもいつ着手できるとも知れぬものを、ふたりで2時間ほどアイデアを転がして、「なんだか面白い小説ができそうな気がしてきましたね」などという会話をして終了。
 こちらの編集者は「プロットは先に決めないでください。それに縛られない方がいいですから」という流儀。
 作家と編集者の組み合わせの分だけ、小説の書き方がある。

 60年続いてきた中古カメラ屋「大庭商会」が閉店してました。
 クラシックカメラブームだったり、大人買いで高額なライカなどがよく売れた時期もあったのに、いまや年配の人もすっかりデジタル一眼レフになちゃったからなあ。
 もともと新橋という土地の高いところではむずかしいのでしょうけれど。

 横浜にもどったら、横浜も雨が上がってた。
 西口のヨドバシカメラでデジカメのバッテリー(7650円)を購入。