覇権の標的 フェイk・ゲーム  幸福な会社 会社、売ります D列車でいこう インバウンド








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2008年11月30日

新宿でOB/OG会

 午前11時目覚めた。
 午後1時に新宿で会合がある。
 インターネットで調べると12時ちょうどに最寄り駅で乗ればいい。
 これから中華料理の宴会なので朝食は省いて、ゆっくりシャワーを浴びて出ればいい。
 予定通り11時50分に家を出た……つもりだった。
「いってらっしゃい、時間は大丈夫?」
「12時ちょうどの電車に乗ればいい」
「え? 1時でしょ」
 ……。
 腕時計を見るとまもなく1時である。宴会の開始時間も1時。

 とにかく駅へ急ぐ。
 ラッキー! エスカレータを降りると、ちょうど電車が入ってくる。
 横浜駅で湘南新宿ラインに乗換だ。ホームに上がると、ちょうど電車が入ってくる。またしてもラッキー!
 しかし、問題がある。あまりにもスムーズに電車に乗れてしまった。1時間ほど遅刻することを参加者に伝えたいのだが、電車に乗っているので電話ができない。わかっているのは電話番号だけで相手の携帯アドレスは不明。

 席を立ってドアの辺りで小声で電話しようかな、と思うと車掌のアナウンス。
「社内では携帯電話をマナーモードに切り換え、通話はご遠慮ください」
 おっとっと、機先を制されてしまったぜ。
 そのまま遅刻時間を時々刻々更新しながら電車は走る。

(呼び出し音がうるさいというのはわかるが、電車の車内で隣同士喋るのはよくて同じ声の大きさでも電話で喋るのが迷惑だ、という理屈がわからない。僕にとっては携帯電話の会話より、オバサンたちの車内の会話のほうがよっぽど迷惑だけどなあ)

 新宿駅到着1時37分。
 ホームに降りてやっと電話。

 町に出ると、僕が走るために道路に交通規制が敷かれている……わけではなく歩行者天国だった。
 歩行者天国も珍しくないからか、多くの人は歩道を歩いている。僕は車道を野口みずきのように走って会場に駆けつけようと思ったけれど、まあ、ちょっと早足の時速6.5kmくらいで、会場に到着。

 というわけで、本日は、高校演劇部のOB/OG会である。
 何十年ぶりだろう。

 昨日も法事で中華だったので、中華二連チャンだが、中華料理は好物なので毎日でもかまわない。心配なのは体脂肪とサイフだけ(笑)。

 演劇部の会合なので、女優さんもいれば映画監督もいる。もちろんふつうの職業の人もいる。卒業年度で昭和47年から平成7年と、上下の幅は広いが僕より少し下の学年が中心。

 一緒に芝居を作ったというのは皆にとってかなり強烈な共同体験なので、当時の話になると、みな眼がきらきらする。

 4時半に1次会終了。
 なかなか二次会の場所が開いていないが、幸いほどなく居場所が見つかる。

 ちなみに、現在時刻を間違えていた理由は、目覚まし時計の時刻が50分遅れていたこと。
 午前11時に起きたつもりが、実際は11時50分だったらしい。その時点で5分で家を飛び出さないと間に合わなかったのだ。
 起きた時間が11時だと思いこんでいるから、その先、「時」のところには目が行かず「分」のところだけを見て出かける準備をしていた。

 でも、自己紹介タイムに間に合ったので大過なし。
 そう、料理も十分残っていたしね。(笑)

2008年11月29日

法事

 午前9時半から、鶴見の総持寺で法事。
 伯父、叔父、祖母の一周忌、三回忌、17回忌。
 鳴り物を含め、僧侶13名の儀式が2回、お墓の前で点眼式(改装したお墓を validate する宗教上の手続き)と供養。
 12時半から、鶴見駅前の中華料理店で会食。

 明日も、中華で飲む予定。
 28日から12月3日まで6日連続、怒濤の飲み食いが始まる。

2008年11月28日

花園神社の見世物小屋

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 新宿花園神社の三の酉。

 いつもの屋台で焼き物を突っつきながら燗酒を飲んで下地ができたところで、トイレをすませて「見せ物小屋」。
 お代は見てのお帰り800円。

 入ると、坊主頭に「せんとくん」みたいに鹿の角を生やした男性が、いろいろな芸をしている。
 手品だったり、火のついた蝋燭を口に入れたり、細いチェーンを鼻の穴から入れて口から出して、その先にバケツをぶら下げたり。
 むかし土居まさるのいテレビジョッキーで白いギターをもらうためにシロウトがやっていた、ちょっとイタイ芸である。

 何かひとつやるたびに左から右へ「詰めてください」と客を動かす。
 入口から出口への一方通行を促すわけだ。

「ちゃんと20分に一回は蛇女必ず出ますから、騙されたと怒らないでくださいね」
 いうまでもなく、ここのハイライトは生きた蛇を食べる「蛇女」。
 それの間をつなぐのが、「珍しくて古い芸」をする男性芸人「珍古(ちんこ)くん」
 人体の縦切り標本が出てきたのも、たしかに珍しくて古い。

 いよいよ、蛇女「小雪さん」の登場。
 山口小夜子みたいなおかっぱ頭。赤い着物。年齢は28歳(後の調査による)。
「こういうところはだいたい家族でやっているんですが、小雪さん、家族じゃなくて若い人が入ってくれました。小雪さんがやめたら、この見せ物小屋はもうなくなってしまうんです」と珍古くんのMCが入る。
 たしかに庶民的な伝統文化(?)だよ、無くなって欲しくはない、と思わせる。

 小雪さん、まず、手始めにロウソクを使って前に火を噴く芸。ゴジラみたいなもん。
(僕の知り合いにもこの芸をやる人います)

 で、いよいよ蛇を食べるのだけど、小振りのアオダイショウ。

「すみません、これ一匹5000円もするんで、さっき頭を食べてしまったんですが、未だ動いているやつでやらせてください」
 と珍古くんがいう。

 貧乏くさいのもまあこの小屋の個性である。(笑)
 たしかに、本物のようではあり、小雪さんは、それを頭の方から食べる。
 細い骨が砕ける音がするところが地味目のハイライト。

 小雪さんは、その間も、ずっと表情を変えない。

 惚れた女の職業が花園神社の蛇女だったら切ないよな、なんて気がする。全体に漂っているイタイ空気がなんともいえず場末のストリップみたいな感じで、珍古くんはいわばストリップ小屋でコントをやっているビートたけしといった役どころなのである。

 小雪さんはひっこみ「河童のミイラ」が見せられたところで、出口に近づく。出口に年配の女性が二人いて、木戸銭800円を払って外へ出た。

 祭のあいだじゅう、珍古くんは1時間に3回、鼻の穴にチェーンを通し、小雪さんは蛇の骨をこりこりと砕きながら食べ続けるのだ。

酉の市

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 花園神社の酉の市。三の酉に再出陣。

 花園神社の三の酉といえば寒いに決まっている。縁日を見て回ってお参りするのではなく、ここのお酉さまは、「屋台で酒を飲む」のが楽しみ方。つまり、冬空の下、野外で呑むわけなのだ。
 が、本日、さいわい暖かい夜ではないか。

 楽しみ方のコツは、まず先に「お清め」つまりお参りは後回しにして先に呑むこと。でないと遅くなるほど込んで席が無くなる。(笑)

 みんなそれぞれ行く店が決まっている。店の名前は知らないが、場所は決まっているのである。
 というわけで、お気に入りの店でお清め開始だ。(笑)

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 海老やアユなどを焼いている。でも、焼き方がいい加減でしかも値段は結構高い。ちなみに、この海老1200円。
 なので、こういうのは見て楽しむだけで、厚揚げとかエリンギとか薩摩揚げとか、そういうのを食べながら呑む。
 ここの燗酒は200mlのカップ酒をそのまま温めているので、こちらは良心的だ。(ふつうの飲み屋は清酒一合といいつつ、肉厚で小振りなとっくりに7酌も入っているかいないかだったりするし)

 場所が場所だから、そうそう長居はできない。
 体が温まったところで、いよいよお参り。

 いつも、お願いすることは「それぞれの人が自分らしく生きられますように」。
 ちょっと手抜きだけれど、結局、人生はそれに尽きる。

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photos with W61CA

「ベルク」は新宿文化

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 二日続けてプール。
 昨日より明らかに楽。体は正直だ。
 ただし、疲れは残っているので控えめに。
 空いていて自分のペースで泳げたので、200m一本。

 夕方から新宿へ出かける。
 とりあえず駅構内(ルミネエスト)の「ベルク」でビール。

 この店、安くて上質のサービスを提供し、雰囲気からして新宿文化の薫り高いところなのだけど、オーナーが変わったルミネに立ち退きを迫られている。立ち退き反対の署名はどんどん集まる。社会的運動にまで発展しつつある。
 新宿でベルクに立ち退けというのは、銀座でいえば鳩居堂や三越やソニービルや和光、大阪でいえば通天閣、ニューヨークでいえば自由の女神、浅草でいえば雷門や神谷バー、同じ新宿で他の例を挙げれば紀伊國屋本店に立ち退けといっているようなもの。

 ようするに文化の破壊だ。

 ルミネエストは、ファッションビルに飲食店はいらないという。「もっとお洒落にしたい」ということなのだろうが、ルミネに入っている「洋品店」たちよりも、「ベルク」のほうがずっと粋だしファッショナブルだ。
 金太郎飴のようにどこもかわらない洋服屋を集めただけのビルよりも、ベルクがあるだけで魅力的な場所になることがわからないらしい。

 来年早々、新宿を舞台にした長編を発表する予定の阿川大樹は誇りをもって、そして、新宿への最大の愛をもって、「ベルク」を応援します。

                           ベルクを守る署名は こちら

2008年11月27日

家庭生活

 ひとつ山を越えて、身の回りのことに手が回るようになった。

 昨日は、台所に積み上がっていた、牛乳パック28個、ティッシュペーパーの箱11個、その他紙の箱30個くらい、を分解して畳んでリサイクルゴミに出す。
 畳むとわずかな体積だけど、箱のまま積み上がっていると食材を保管するスペースの前に壁ができ、さらにはたびたび地滑り的崩壊がくるわけで。
 わかっていても、夫婦それぞれ体力気力の限界まで仕事をしているので、なかなか手がつかないのだ。

 ふつうに捨ててしまえばスッキリするだろうと、なんど誘惑に駆られたことだろう。
 でも、再生できるとわかりきっているものをなかなかぞんざいに捨てられない。

 本日になって、こんどは家のあちこちにある段ボールを壊して畳んでゴミ置き場へ。

 あとは読書とか ipod touch に新しいアプリを入れてみたり。
 インタネットラジオを聴くアプリ Fly Cast をいれて、サンフランシスコのジャズステーションを聴きながら、家を歩き回っていると、すっかりアメリカにいる気分になる。なかなか快適。

 午後には、マンションのメンテナンスに職人さんが代わる代わるやって来た。建築会社(ゼネコン)は対応が悪いけど、実際に作業をする職人さんはとっても感じがいいし、みんな腕がいい。
 子供がいたら、職人にしたかったな、なんてちょっと思う。
「ぼうず、おめえはおっきくなったらでえくになるんだぞ」
 なんていって育てたら、ほんとになってくれたかも。

 夕食前に久々のプール。
 筋力が落ちているのを実感。むろん腹も出ている。

2008年11月26日

清々しくバイクで走る

 仕事が一段落なので、バイクで母親のご機嫌伺い。
 いつもながら、バイクの駐車場代を払いに行くついでにバイクに乗る、というなんだか本末転倒な行動パターンだ。
 まあ、元気そうでなにより。

 帰り道、スーパーに寄って夕食の買い出し。

*最近いただいた本

2008年11月25日

野毛で呑む

 プロットを編集者に送り終わって、仕事モードの頭をクールダウンしようと、バスで野毛へ出る。

 さまよう気力がないので、いつもの「華」に直行。
 実は調べものに協力してもらったお礼がてらである。
 まだまだ食べきれない松坂のコシヒカリ2kgほどを袋に詰めて。

 美味しい餃子をつまみにサントリー角の水割り。
 カウンターの人やママとなんやかやと楽しく話ながらゆっくり酔いが回ってリラックス。

 と、偶然やって来たのが知り合いのK書店の編集者ふたりと作家のH氏。
 零時前に店を出て、もう一軒行きましょうとなり、どこへ入ろうかと彷徨していて見つけたのが「疲れたおじさんの店 カントリー」。

 たしかに疲れているし、おじさんだし、まさにキャッチコピーに引き込まれてカウンターの人となる。
 マスターは、セーターにオーバーオール、頭にはカーボーイハットと、まさにカントリーな格好なのだけど、実はカントリーミュージックに詳しいわけではないのだそうで、それでも店の名前からカントリー好きな人が自然に集まってくるので、音楽に関しては「お客さんに教わっている」のだと。
 それがほんとかどうかは別にして、まあ、ゆるゆるなところが心地よい。

長編プロット 仕上げ

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 昨日、湯河原から午後4時前に帰宅。

 そのまま執筆モードに突入です。
 第4作目か、第5作目になるはずの長編のプロット(あらすじ)づくり。

 昨日起きたのは朝5時だったので、できあがったこの時刻午後7時現在未だ起きてます。
 38時間か。全然、眠くない。(笑)

 やっとさっき、できあがったあらずじ(原稿用紙70枚)を編集者に送ったところ。
 そろそろ寝るか、酒でも飲みに行くか。
 このまま午後10時くらいまで起きていた方が、この先、体調管理が楽なような気が。

2008年11月23日

銀婚式

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 ついにうちの夫婦も結婚25周年。
 思えばあっという間だったなあ。

 新婚旅行に行った奥湯河原の「加満田」に25年ぶりになる銀婚旅行。

 文人の泊まる宿として有名です。
 部屋は「若竹」といい、10畳に8畳の次の間。小さいけど温泉のお風呂も。
 25年前は「川蝉」でした。

 25年の間に女将は孫嫁に代替わり。
 現在の「るりこ女将」は18年目で、湯河原の「おかみの会」の会長。
 前の女将が亡くなった時の葬儀委員長は水上勉氏だったそうです。

 新婚旅行の時のアルバムをもっていったのですが、25年間で庭の木々は大きく伸び、地球温暖化のせいなのか紅葉は遅くなりました。
 
 25年前の僕はエンジニアでしたが、いまは文人の末席にいます。(笑)

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 食べてしまえば跡形もなくなくなってしまう料理をこれほど美しく作る日本という国って、すごいと思います。

 25年ぶりの老舗旅館は25年分そのまま古くなっています。

 建物も生き物。
 柱も建具も25年分、木が痩せてきています。

 部屋のちょっとした調度も、いま作り替えれば何百万円もかかってしまうそうです。
 古くなっても捨てられない、捨てない。
 朽ちてゆくのを見つめていく。
 そんなありようが、旅館というサービス業として理解されなくなったときに、このすばらしい旅館はもしかしたらなくなってしまうかもしれない。長くつづけて欲しい。

 25年前の写真を、女将と番頭さん(ご主人?)に見せて、昔話をしました。
 帰り際、以前に泊まった「川蝉」をみせてくださり、「祝・銀婚式」と書かれたのしのついた輪島塗の夫婦箸を戴きました。
 25年前は、恥ずかしくて新婚旅行だといいませんでした。いまは、恥ずかしくて小説家だとは言えずに帰ってきました。(笑)

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photos with Canon EOS20D / EF24mm f2.8

2008年11月22日

追い込み中

 ひきつづき、数日前から、4作目、または5作目の長編のあらすじの追い込み中です。

 今日中に仕上げたいのだけど、どうだろう。

2008年11月21日

12000円を辞退する人々

 年間所得が1800万円を越える世帯は2%に満たない。これは世帯で見た場合で、1800万円を越える世帯に属する家族にも子供や専業主婦など収入の低い人はいるわけだから、個人として1800万円を超える人は全人口の1%未満だ。人数にして、およそ100万人。

 麻生内閣が「交付金」として総額2兆円を「ばらまく」と言われているわけだけれど、その対象を所得1800万円未満であるとして、受け取る資格のない人の人数がこれにあたる。

 この人たち全員が受け取った場合と全員が受け取らない場合で、支払総額のちがいは100億円程度。

 一方で、行政がこの人たちをあらかじめ選り分けておくためのコストはどうやらわからないらしい。公務員400万人(国家公務員95万人+地方公務員304万人)を擁し世界に冠たるIT社会である日本で「年収1800万円以上の人はだあれ?」と選り分けるのがコンピュータの操作一発でできないというのも驚くような話だが、とにかくそれは簡単にはできないことのようだ。

 1800万円以上の収入がある人を行政の側が選り分けるのが議論を呼ぶほど大変なことならしかたない。「じゃあ、自主的に受け取りを辞退してもらいましょう」というのは次善の策としてリーズナブルだ。

 実行不可能なほど「大変な手間がかかる」というのがどのくらいのことかわからないが、400万人の公務員が1時間残業すればそれだけで100億円くらいはかかるわけなので、およそその程度かそれ以上のコストがかかるということなのだろう。
 つまり、大雑把な計算で、1800万円の高額所得者を選り分けるのに100億円がかかり、それを選り分けずに本人の意志で辞退してもらうことにしてだれも正直に辞退しなかった場合の支出が100億円だということだ。

 こうして比較してみると、同じ100億円の支出なら、手間がかからない方がいい。公務員にはもっと生産的な仕事をしてもらいたいわけだから、最大100億円節約するのに100億円以上のコストをかけるなんて、馬鹿げている。
「全員に案内を出して高額所得者には辞退してもらう」というやりかたは、コストから見てリーズナブルで生産的な方法である。

(行政に何兆円ものコンピュータシステムへの投資が為されているというのに、収入区分で国民を選り分けることすらできないことこそが問題だと思うけれど)

 ところで「高額所得者には自発的に受け取りを辞退してもらう」としたとき、メディアの論調は「辞退する人なんていない」かのような言い方なんだけど、果たしてそうなのだろうか。
 もし1800万円以上には受け取る資格がないと決められていて、自分から辞退してくださいといわれていた場合、僕に1800万円以上の収入があったとしたら、僕は迷わず辞退するけどなあ。

 ヨーロッパの鉄道に乗ると、改札に人がいなくて自動改札機もないのはごく当たり前だ。

 ズルをして無賃乗車をしようと思えばできる。(その代わり検札などでもし見つかればペナルティはけっこう大きい)
 ある程度無賃乗車を許すことで生じる遺失利益がどれくらいで、もし一人たりとも無賃乗車を見逃さないために、人を配置したり高価な自動改札機を設置するコストがどれくらいなのか、それらを比べて、簡素な無人改札を選ぶのがヨーロッパ。絶対に無賃乗車は許さないぞとガチガチにお金をかけてハイテクを駆使した自動改札機を装備する日本。
 もしみんながズルをして鉄道に収入がなくなって経営が立ちゆかなくなって鉄道がなくなってしまったら、困るのは自分たちだ。だから払える人は改札が無人でもちゃんと切符を買って電車に乗る。

 正直者は馬鹿を見ない。
 正直者には、鉄道を自分たちで支えているという自負がある。運賃を払ってそのことを喜べばよいのだ。
 税金だって自分がこの国を支えているのだと誇りを持って払えばいいのだし、払える収入があることを喜べばいい。1800万円の収入があるということはそれだけ人様の役に立ったということでもある。何もその誇りを捨ててまで、たかが12000円を受け取ることはない。
(別に収入のないひとが役立たずという意味ではないけど)

 ちなみに年収1800万円の人は日給5万円だから、2時間かけてわざわざ役所の窓口までいって12000円うけとっても、あまり得にならない。もっと収入の高い人は受け取りに行くと却って損をする。

 計算によるとビルゲイツが地面に落ちている50ドル札をひろうと、そのために使う時間の無駄の方が大きくなる。

2008年11月20日

プロの技

 日本対カタール。
 3点目がプロの技でした。僕らはああいう高級なサッカーはできません。(て、比べるのはおこがましいが)

 右サイドからのショートコーナーで、相手の注目をボールに集める。

 その間に、長身の二人、寺田とトゥーリオがわざわざ二人かぶるようにファーポストに入っていく。

 ボールをもどされた俊輔がそこに向かってボールを入れる。

 ボールは最初から闘莉王に入れているのだけど、すぐ前に寺田がいるもんだから、ディフェンダーが闘莉王の前に入っていけないので、フリーになる。
 キーパーが気づいて出て行くのだけど、寺田と寺田についている味方のDFがジャマで闘莉王のところまでキーパーは入っていけない。
(意図を察知して出て行ったカタールのキーパーはさすがでしたが、わかっても味方DFと寺田にブロックされてなんにもできません)

 その結果、闘莉王がフリーでヘディングできました。

 闘莉王をフリーにするために、詰め将棋のように緻密に計算されたセットプレー。

 結果論として、カタールに守る方法があるとしたら、ショートコーナーがパスになったところで、DFのラインを上げて闘莉王をオフサイドにしてしまうことくらいだったけど、守っている側の心理としてそれはまずできない。
 瞬間に見せた頭脳戦って感じ。

 これぞ報道陣をシャットアウトしてする練習というヤツですね。

 こういうのが決まると楽しい。

2008年11月18日

UMPC をいろいろ触ってみた

 NetBook とか UMPC とか言われている小さくて安いパソコン。
 いままで軽くてバッテリーの保ちのいいパソコンは20万円くらいだったのが、このカテゴリーの商品だと4万円から6万円くらい。

 ふだんから家を出るときに、執筆マシンのノートパソコンをもち歩いています。
 ただ、執筆のために長期間沖縄に籠もったりするとき、万一、このパソコンが壊れてしまうと、いきなり仕事ができなくなってしまう。
 つまり、確実に仕事をするには、1台が壊れてもいいように本当は2台欲しい。

 というわけで、検討のため、ヨドバシへいったついでに触ってきました。

 Dell のはキーボードが不均一なキーピッチと変なキー配列でめちゃめちゃ使いにくい。文章を書いていたらボロボロに打ち間違いが出る。
 これはペケ。

 Acer Aspire One は、打ちやすくてオプションの6セルのバッテリー(7時間)が9000円で安いので、いいかも。
(ただし、バッテリーが大人気で納期がわからないほど売れているらしい)

 ASUS EeePC たちも、なかなか使いやすい。3万円台の安いのもあるし。
 ただし、スペアバッテリーが18000円くらいするようなので、トータルコストが意外に高いかも。

 この分野、いまホットなところなので、まだまだ進歩があるかも。
 今年は本が出ていないので、収入が少なく、買うのは当分ようす見ですが、現在でも十分実用性があることは確認できました。

ヨドバシ 吉野家 ドンキ ラーメン crocs

 ただいま、4作目か5作目になる長編のプロット(あらすじ)を考えているところ。
 そのため、執筆モードひきこもりで、3日間、家から一歩も出ませんでした。

 本日は、運動がてら久しぶりに横浜駅西口まで歩いてヨドバシカメラへ。
 カメラ(GR Digital)のCCDにゴミがついてすべての写真に「シミ」が出てしまうので、修理品の持ち込み。
 幸いこの製品はヘビーデューティに使うのがわかっていたので、生まれて初めて5年延長保証に入っていました。
 買ったのはちょうど3年前の11月。メーカー保証は切れていて、修理代は恐らく2万円ちょっとになるはずなので、助かった。
 
 買ったときは76000円だったけど、いま、次の新型が5万円で買えるので、2万円の修理代は金額自体微妙だし延長保証で大助かり。

 通勤というのがないので、繁華街に出ることが滅多にありません。
 なので、たまに町へ出るとすごく楽しい。
 久しぶりに吉野家で牛丼(380円)も食べた。あまりにも久しぶりなので、なんかすごく美味しい。
 380円でこんなに満足できるから、まだもう少し貧乏に耐えられそう。(笑)

 通り道に大勝軒とか吉村家とか横浜家とか山頭火なんかもあるけど、ラーメンごときにその値段は高嶺の花です。
 立派な料理に5000円出すのはいまでも全然惜しくないけど、たかがラーメンに800円出しても平気なくらいに経済に余裕があるといいなとは思う。

 さらに貧乏人を満喫するために(笑)ドンキホーテ。
 室内履きのサンダルがぼろくなってきたので、バチもんのクロックスがあったら欲しいなと思っていたのだけど、なんと本物が3990円の定価で売られていた。
 ドンキにあるまじき!
 クロックスも800円のラーメンみたいなもので、こんなのに4000円払うのがすごく抵抗のある商品。て、ひとつもってますけど。(笑)

2008年11月16日

さなぎの食堂

 昨日、テレビを見ていたら横浜のドヤ街・寿町の「さなぎの食堂」というところが、コンビニの期限切れの弁当を無料で仕入れて再加工して、300円で立派な定食を出しているのを報道していた。

 放送の中では、局側が、コンビニでは期限切れの2-4時間前に店頭から下げるので期限が切れているわけではないと強調していたけれど、実際に食堂で提供されるのは期限が切れた後であることも当然多いだろうし、食堂の方はそんなこと問題にしていないだろうし、最終的にお客さんに出す食品に責任が持てれば消費期限なんてどうでもいい。

 もちろん期限なんて切れたって全然平気なわけだから、このアプローチはとってもエコでいいと思う。

 日本で年間に捨てられる残飯は2300万トンだそうで、世界的な食糧危機の中で、そもそもあまり意味のない期限がちょっと切れたくらいで、それほどの量を捨ててしまうこと自体が人類にとっての犯罪だと僕は思っている。
 だって、それだけの食料またはお金があれば、地球のどこかの何千万人という人が生き延びることができるのだ。

 ちなみに、世界の食糧援助総量が750万トンだそうです。
 日本の家庭から出る残飯だけでも金額に換算すると3.2兆円、日本全体では11兆円という数字もあります。(数字の根拠や妥当性について僕はまだ検証できていません)

 さなぎの食堂の定食はコンビニ弁当からつくった痕跡などまったく見えないみごとなもので、ことの性質上、仕入れが安定しない中で創意工夫して出しているその知恵には敬服する。

 僕も、あんまり収入がないクセに、近所で600-800円のランチを食べてしまうことがあり、身の丈から考えたら贅沢なので、運動がてら、自転車でさなぎ食堂までいってみてもいいかもしれないと思った。

 青森では、林檎がヒョウの被害を受けてキズモノがたくさんできてしまっているらしい。
 野菜や果物の外観というのも、あまり意味のないことで、外観の悪いものもちゃんと食べきろうという運動はもっと拡がって欲しいと思う。

*阿川大樹の長編小説
         

2008年11月15日

クルム伊達公子

 随分前から、テニスプレーヤーとしてというより女性として伊達公子を好きでした。
 あんまりアイドルに熱を上げたこととかないのだけど、グラフとの試合のビデオ買ったりして。写真集ももっているし。
 ビデオってば、未開封のうちにいまやVHS再生装置がない。(笑)

 僕が女性の写真集を買ってもっているのは、加賀まりこと伊達公子だけです。写真入りの本としては三浦良枝(ロス疑惑の三浦元社長の奥さん)もあるけど。

 昨日は、インターネットで中村藍子との準決勝のスコアをリアルタイムでチェックしていた。
 第一セット第一ゲームブレークされて、そのあと第三ゲームの0-40から9ポイント連取でブレークバックしてスコアを伸ばしたり。
 数字だけしか見てないのにワクワク。
 結果、第一シードの中村に勝って、本日の決勝に進出。
 そのあと、一時間くらい間を空けてダブルスの準決勝にも出て、こちらは第一セットとられてから、フルセットで逆転勝ち。

 すごいよね。

 で、決勝を見るのに先だって、HDDのスペース確保を兼ねて、現役復帰する前に行われた、伊達・グラフ・ナブラチロワのドリームマッチの録画を見た。
 テニスの質がちがう。このときでもお金の取れるテニスをしている。
 やっぱり天才。
 グラフやナブラチロワは、もっと上を行く天才だったのだなあ。(ドリームマッチは伊達の勝ちだったけど)

 こういう人たちって本当に才能と努力の両方がすばらしいなあ。

 自分の人間としての凡庸さを思うと、嫉妬も感じるけど(天才と同じ土俵でふつうに比べてしまうのが僕の脳天気なところだが)でも、それ以上になんだかそういう人を見るってことは快感なのだな。

 せめて、同じくらいの努力はしないとだなあ。

 妻が外食なので、本日は、3食、作り置きのカレー。

2008年11月14日

カレーを作る

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 電話があって、美術系の翻訳書をたくさん出している翻訳家の友人が、横浜美術館に来るという。
 明日から「セザンヌ主義」という企画展が始まるのだけれど、その筋の人向けに一日早く内覧されるのだという。
 じゃあ、お茶をしようということに。
 会うのは何年ぶりだろう。近くで小一時間いろいろな話。
 いい仕事をしている人と話すのは楽しい。

 本日の夕食は、カレー、かき玉のおつゆ、トマトとベビーリーフのサラダ、ピーマンのグリル。

2008年11月12日

ふつうのお店たち

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 昼から外出。なかなか寒い。
 ふつうのお蕎麦屋さんで、たぬきそば。
 そこいらの立ち食いそばと違って、しっかりおつゆが濃くて満足。

 ひととおり終わって午後11時、繁華街の中華料理屋へ入って五目焼きそば。
 食べていたら、近くのクラブのおねえさんとか。
 繁華街のふつうの店は面白い。

2008年11月11日

たこ焼き三昧

 夕食はたこ焼き。
 ということで、近所のダイソーに、油ひき、青のり、を買いに出る。
 一度に18個を焼くことができるのだけれど、4バッチ計72個を焼く。
 3バッチ目くらいには焼き方が上手くなってくるのだけれど、毎回、上手になったところで終わるのだな。
 ひとり27個ずつ食べて、のこり18個は冷蔵庫へ。

2008年11月10日

葬儀

 午前七時前に起床。午前八時過ぎに家を出る。
 久里浜行き横須賀線で原稿書き。空いているし頭の働く時間なのではかどる。

 午前9時半から告別式、荼毘、初七日と、一連の葬儀が終わったのが午後四時。
 横浜駅までもどると、みなとみらい線東横線が人身事故で運休。朝も元住吉でポイント故障で遅れていたし。
 ならば、と横浜駅から徒歩で帰宅。

 なんだか疲れて、仕事をする気にならない。

2008年11月09日

ゴスペル

 午後7時から、衣笠のホールで叔母の通夜。
 たまにしか遭わない人と会うのはいつも葬式。これも故人が引き合わせてくれている、ということなんだろう。
 日蓮宗の葬儀に初めて出た。
 南無妙法蓮華経と繰り返しみ列席者全員で唱えるところがゴスペルだった。

 お清めの席が一杯だったので、辞去して駅前の笑笑で夕食を兼ねて。
 ホッピー。その他、食べ物も結構美味しい。

2008年11月08日

仕事?

 文藝春秋の仕事。
 まあ、ギャラをもらえるから仕事といっていいのかな。 

2008年11月07日

人に会いに行く日

 どうにも眠くなって午前4時にはベッドに入ってしまったので、午前10時に目覚ましをかけておいた。
 午前9時過ぎ、叔母の家から自宅にもどった母からの電話で起こされる。
 ふつうなら怒りまくるところだけど、妹を失ったところだから優しくしようと思ってしばらく話を聞く。
 片や姉妹の死に直面して徹夜して興奮状態、片や寝ぼけた頭で相づちを打つ息子というチグハグな会話。

 妻の方の母親も入院中だし、病気の友人も何人もいるし、妻も持病があるし、周囲は病人だらけだけれど、昔は人生50年といって、僕なんかもうとっくに死んでいたわけだから、50過ぎた人間が病気なのは当たり前なのだ。
 去年、手術をしていなかったら僕だって今ごろ歩けなかったわけだし、日本人の半分くらいはようするに医療技術のおかげで生きているのだ。

 すっかり目が醒めてしまったので、お茶漬けを食べて仕事開始。

 小説というのは、完結していても、いじっているといくらでも直すところが出てくるので、自分でやめないと終わらない。
 午後1時すぎ、手放す決心をして編集者にメールする。
 原稿用紙620枚。90枚削って20枚書き足した感じかな。

 マクドナルドの携帯クーポンでエビフィレオセット(450円)を食べ、ブレンズコーヒーで人と会い、さらにバイクに乗って横須賀へ。

 汐入の叔母の家へ、なんでバイクで行こうと思ったのか、はじめのうちよくわからなかった。
 高速を使わなければ電車賃よりもガソリン代の方が安いし……なんて感じだったのだけれど、やがてその理由がわかった。
 叔母の家には何度もバイクで行っている。
 21年前に新車でこのバイクを買った直後にも行った。
 あの家に行こうと思うとき、僕にとってバイクがいちばん自然になっていたのだ。辿り着いた家の前にバイクを駐めたとき、ずっと前に同じ場所に駐めたときに感じたバイクの重さ思い出した。
 亡くなった人は生きている人間に、いろいろなことを考えさせてくれる。

 実は、叔母が救急車で入院した日、数時間前にずっと一緒に住んでいた姑さんが救急車で別の病院に運ばれていた。姑さんが先に亡くなり、一日おいて、叔母が亡くなったので、ある日、この家からは二度にわたって救急車で家族が出ていき、ふたりとも別の姿で帰ってきて、いま、二人の亡骸と一緒に、妻と母を一度になくした夫(息子)がいる。母と祖母を一度に亡くした子供(孫)がいる。
 そんなこともあるのだな。人が天命を選べない以上、できることは受け入れることだけ。

 帰り道は空いていて、気温が下がったせいで夏場に比べてエンジンの調子もいい。

 敢えて本牧を通り、中国菜館「清心(しんしん)」で夕食。
 台湾人の夫婦(たぶん)がやっている小さな「町の中華料理屋さん」だけど、料理は本格的で中華街よりも安くて美味しい。五目ソバ(750円)。

2008年11月06日

柿と絵本

 朝から、改稿の続き。
 と、三重の知人から柿が40数個届く。

 午後1時半から絵本の打合せ。
 家から至近のスターバックスまで遥々ご足労いただいたので、お土産、というより、食べるのを助けてもらうという感じで、柿を8個、持って帰ってもらう。助かった。

 終了して帰宅すると、母方の叔母の訃報。
 明日、見舞いに行こうと思っていたけど、間に合わなかった。

 母はショックを受けているようだが、そちらの家に泊まるということで、ひとり暮らしの家にいるより、とりあえず安心だ。

 引き続き、夜半まで改稿。

2008年11月05日

学歴・収入・オバマ・マケイン

CNNによる出口調査の結果を見てみました。
http://edition.cnn.com/ELECTION/2008/results/polls/#USP00p1

 黒人の95%がオバマに投票しています。
 期日前投票に行列した(場所によっては6時間待ち)で投票したのもこの人たちでした。
 その他の有色人種もオバマ。

 でも、白人が75%を占めていて、55%がマケインです。

 年収150万円以下では圧倒的にオバマです。
 でも、高年収でもオバマとマケインは拮抗しています。
 オバマは選挙活動資金が豊富で、多くは10ドル単位の個人献金です。政治資金が豊富=金持ちのための政治、という構造が今回のアメリカではまったく成り立たなかったことが顕著な歴史上の事件だと思います。

 学歴では、大学院卒業と高校にいってない層でオバマが強い。
 高学歴高収入と、最下層でオバマ支持、中間層はマケインとオバマは拮抗してます。
 よく言われる民主党支持層がこれほど顕著に出ているのも象徴的です。

 見方を変えると、白人でも高学歴や高収入の人はオバマ。そういう人は、東部各州やカリフォルニアに集中しています。
 共和党の強い、あまり高学歴でない中部南部白人層(カントリーミュージックを聴く人たち)がマケイン。

 高齢者はマケイン。
 初めて投票した人の69%はオバマ。

 日本も、選挙に行かないクセに被害者意識が強くて格差に文句を言う人が、もっと主体的に政治にかかわれば社会は変わると思うのに。

改稿作業

 ひきこもりにて、改稿作業。
 以上。

2008年11月04日

一の酉

 午前十時過ぎ、起床。
 第三稿の追い込みで朝型が崩れてきた。

 通し読みで懸案事項にしていたところをすべて落ち着かせ、残るはシーンを加えるかどうか。実は、まだ迷っている。そういうときはまた頭から読んでいく。

 日が暮れてきてから家を出て、歌舞伎町へ向かう。小説の舞台だ。
 今年の花園神社は三の酉まであるが、今日はその初日。
 古い友だちを呼び出して、境内の屋台で酒を飲むつもり。

 時間調整はいつもの TOPS BEER BAR。
 午後7時までに入ると、ビールが400円。黒ビール。
 救急車が市役所通りを曲がっていく。
 小説にも火事のシーンがある。自分で書いたシーンを思い出して緊張する。
 出がけに寝ぐせを直すのに、いつもは絶対に使わないヘアトニックを使ってしまったらやたら匂う。整髪料の匂いがするなんて「オヤジ臭」だ。やだなあ。ちょっとめげる。

 明日朝の予想最低気温は11度。ちょっと寒くなりそうだ。

 一の酉は、ずいぶん空いていた。
 屋台で二時間ほど飲み、ゴールデン街へ立ち寄って終電で帰宅。

2008年11月03日

書く人であることの喜び

 今日は、『告白』(湊かなえ 双葉社)を読みました。

 第一章が小説推理新人賞の受賞作品。
 短編の賞を獲っても単行本デビューに結びつかないのがふつうなのですが、異例中の異例で、受賞作を含む連作短編でデビュー。
 ということで、読みました。
 元々短編であることもあって、濃密でいい小説。

 昨日の東野圭吾が、筋立てで楽しませる小説だとすると、湊かなえはシチュエーションそのものの構築で楽しませる。

 折も折、松尾芭蕉の有名な句の素敵な英訳に出会いました。

  How still it is here--
  Stinging into the stones,
  The locusts' trill.
 (奥の細道 ドナルド・キーン訳 講談社インターナショナル)

 湊さんも、東野さんも、キーンさんも、それぞれすごいです。

 こうして文字で表現しているいいものに出会うと、自分も末席ながらそういう役割の一員であることを、うれしく、また誇りに思います。

 元気がでるし、やる気が出る。
 読書って楽しいな。

2008年11月02日

『流星の絆』(東野圭吾)

 第三稿を仕上げる前の気分転換というかお勉強というか踏ん切りに『流星の絆』(東野圭吾 講談社)を読みました。

 480ページを一日で読むような読み方をしたのは久しぶりだったけど、楽しかった。仕事として読んだのだけどそれでも楽しかった。
 本を読むのは楽しいと思えたことは、うれしい経験でもあった。

 僕の小説は犯人捜しではなくて、どちらかといえば迫り来るピンチと局面打開の物語なのですが、こんどは犯人捜しも書いてみたいと思いました。

 明日、もう一冊、別の人のを読んで、自分の作品にもどろうと思います。

2008年11月01日

TOKYO MOTOR WEEK 2008

 ふだん、新型車にはまったく興味がない。買わない車を欲しくなっても困るし(笑)、自分が乗らない車には興味がないし。

 ところが、我が家の車が来年3月で車検になり、新車から丸9年になって、そろそろ各所がくたびれてきているので、買い換える必要がある。
 面倒だけど、また長い期間使うものだけに、そうぞんざいに選ぶわけにもいかない。
 ところが、いまいち欲しいと思う車がない。

 2000CCクラスでオーソドックスなステーションワゴンが欲しいのに、小さいのや大きすぎる(高すぎる)のばかりなのだ。
 いたって昔の「自動車という乗り物に憧れた世代」の人間なので、屋根の高い車はどうも好きになれない。できればロングノーズであって欲しい。

 Honda Europe が Accord Tourer というのを今年前半に発売している。

 それに目をつけていたのだけど、いよいよ国内初お目見えということで、TOKYO MOTOR WEEK 2008 で展示されるというので妻と一緒に行ってきた。
 なにしろ、家から歩いて5分のところで開催されている。

 欧州では、2.0L/2.4L/2.2L Diesel なのだけど、国内では 2.4L だけの発売だそうで、どうも思っていたよりも高い価格帯になりそうだ。困った。
 正式のアナウンスと発売は12月になるということで、ホンダ本社の人と思われる女性が暫定版のカタログの裏の表だけを見せてくれた。

ちなみに、車の所有歴は
 独身時代
  TOYOTA Corola 1100 ( 元祖カローラ )
  TOYOTA Corola 1400 Hard Top ( E30 )
 結婚してから
  MAZDA Cosmo AP(カミさんの嫁入り道具)
  HONDA CR-X 1300 (初代)
  EUNOS Roadster 1600 (初代)
  MAZDA Cappella Wagon 2000

 12月になればわかることだけれど、予算オーバーになるかもしれないなあ。とすれば、他の車種も考えなければ。めんどくさいなあ。

 その後は、横浜美術館で「源氏物語の1000年」展を見る。二回目。
 その他、家庭のこといろいろで、余り仕事は進まず。