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pomera (ポメラ) という筆記用具

 最近では、ブログを書く人など、書くこと自体を職業としていなくても、「書き手」が増えているから、pomeraみたいな道具は、もしかしたら、ものすごく需要があるのかもしれない。

 一昔前、神話があった。
「タイプライターがふつうに使われる欧米と違って、日本人はキーボード操作が苦手である」という神話だ。

 家電メーカーは、どうやらいまでも、どこかそう思っているふしがあって、テレビのリモコンにキーボードをつけないから、ビデオのタイトルを入れたりするのがすごくたいへんだったりする。

 せっかく機械の能力としてはいろいろ便利になって編集能力やタイトル管理機能があったりするのに、文字入力のインターフェースが悪すぎるのだ。バカだよね。
 USBでキーボードを挿せるようになっていれば、多くの家庭にあるキーボードで文字が簡単に入力できるというのに、50音の表の上をカーソル移動して文字を選ばせられる。
(せめて、携帯電話方式でテンキーで文字入力できればずっとまし)

 実際は、いい道具さえあれば、それで文字を書きたくてしょうがない人はたくさんいるのかもしれない。

 著述を直接職業としない人でも、実際、会社での仕事の多くは文書作成だし、仕事以外にも、ブログに日記を書いたり、自分史を書いたり、趣味で小説を書いたりする人はものすごくいるから、いまや「使いやすい文章入力ツール」があったら少々のお金を出しても手に入れたい人は意外に多いのかもしれない。

 若い世代は、すでに携帯メールでコミュニケーションしながら育っているから、思いの丈を文字にする文化は、これからますます盛んになるだろう。

 文房具屋さんの KING JIM が「電子鉛筆」として pomera を発売したのはひょっとしたら必然なのかもしれない。電気屋さんやパソコン屋さんこそが、キーボードやパソコンをいつまでも特別な存在と考えていたけど、ユーザーの方はとっくに書く道具として使いこなしていたのではないか。

 pomera とその評判を見聞きしていると、そんな気がするのだ。
 筆記用具だと思えば3時間しか使えないなんてあり得ないし、ネットにつながらないとダメだなんてことも別にない。そんなボールペンや鉛筆がどこにあるっていうんだ。

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