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とんぼ帰り

 早く寝てしまったので8時頃に起きるつもりが、午前6時には目覚めてしまう。

 旅行中のビジネスホテルって、何もないので、しばらくなかった「無駄に時間をすごす」という贅沢ができる。

 午前8時チェックアウト。
 烏丸通りを四条から徒歩で下り、五条の「街かど屋」というチェーン店らしきところで、和朝食(360円)
 都合、地下鉄で2駅分歩いて、午前9時22分、新幹線の人となる。

 115円の iPod touch のアプリ Classical Music Master Collection で、カザルスのチェロを聞きながら、 pomera で原稿を書く。
 結局、観光するよりも早く原稿を仕上げたいんだよね。

 というわけで、久しぶりに京都へ行ったけれど、特に京都らしい場所には、どこも行かなかったのでした。

 正午過ぎ、スタジオへ。
 昼食時出るついでに髪を切ろうと思うのだけど、初めての店に入る決心がつかず。
(黄金町近辺は1000円カットの宝庫で、1500円以下で髪を切れるところが徒歩圏内だけで軽く10軒近くある)

 午後3時、地域の連絡会議。
 午後四時半過ぎ、六本木へ向かう。

 アカデミーヒルズで志賀直哉のセミナーを聴講。短編「氾の犯罪」の朗読を聞き、ゼミ形式でみなで考えるスタイル。
 志賀直哉を読むのはおそらく中学生の頃以来はじめて。この人、ものすごく細かなテクニックを持っている人だ。
 思った以上にとても勉強になった。

 スタンドバー「ハートランド」で時間調整。
 金持ち不良外人、ヒルズ企業のふつうの男女従業員、外人目当て風の女性客、など、都会の風景をウォッチング。

 午後9時過ぎ、妻と合流して、俳優座裏の居酒屋「がぶ」で少しつまんで、電車で帰宅。

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