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ロックミュージカル「Aサイン物語」

 金曜日。
 午前中、運動不足解消のため、7kmほどウォーキング。
 運動公園まで歩き、陸上競技場と野球場の外周を回る。
 今年から、ここの陸上競技場はJFL・FC琉球のホームグラウンドになった。
 監督はあのトルシエだ。
 町にもわずかに幟が立っていたりするのだけど、沖縄ではサッカーはまるで盛り上がっていない。むしろプロバスケットリーグのキングズが人気。

 オーシャンで仕事。なかなかよい調子。

 午後6時半、いったん帰宅して、午後7時、ミュージックタウンへ。
 ロックミュージカル「Aサイン物語」に友人が多数出演するのだ。
 夕食を摂らないままの3時間はちょっときつかったけど、第二幕はすごくよかった。

 難点もある。
 カッチャンは歌も歌えていないし面白くないし、出さない方がいい。
 僕の知る限り、カッチャンの音楽性を褒める人はだれもいない。存在感のある特異なキャラクタだというだけ。
 宮永英一も歌を歌うだけにして演説や説明はしない方がいい。
 コザの音楽界も大御所が幅をきかすのはそろそろやめにしたらどうかな、というか、音楽にだけ真っ直ぐに向かい合って欲しい。

 ミュージカルなのか、コンサートなのか、自分の考えの啓蒙活動なのか、コザの有名人をしるコザンチュのためにやるのか、一般人を対象にするのか、コンセプトをはっきりさせたほうがいい。
(カッチャン以外)すばらしいミュージシャンが揃っているのだから、もっとシンプルに音楽の力を信じればいい。言葉を加えすぎる。

 でも、もういちど見るチャンスがあれば、僕はまた3000円払って見たいと思う。

 午後10時、公演終了。
 出演者全員出口に出て東日本大震災の募金活動。
 宮永英一に会うのも久しぶりでしばし立ち話。
 演技と美しさの光っていた Kozue さんのもつ募金箱に1000円寄付。
 出口を出て振り返ったらサーミーがいたのでもどって握手。

 オーシャンにいるフォーク歌手・ひがよしひろと三線製作者・照屋林次郎に合流。
 林次郎はてるりん祭の実行委員長、ひがよしひろはスタッフでもある。
 話は当然、てるりん祭の話。
 三線欲しいけど、林次郎の三線は30万円から。そもそも僕のような初心者未満の人間が持つ楽器ではない。
 ちなみに、昨日一緒に飲んだ金城宏次のつくる紅型染めの帯は50万円。
 午後10時40分、オーシャンを出て、ひがよしひろとふたりで中の町の "Grass Fantasy" へ移動。
 よしひろの友人、チーコのライブ。ピアノ、サックス、ボーカルのトリオ。
 ジャズを中心にゴスペルというか黒人霊歌というか。

 僕はいいものを知っているいい友達に恵まれているなあ。うれしいなあ。

 午前1時、よしひろと別れて、食べそびれていた夕食がてら、沖縄には珍しい日本蕎麦の「きく石」へ。立派な手打ち蕎麦、700円。
 最後の晩だから、またPEGによる。
「Aサイン物語」の話をしていると、出演していたJETのドラマーのコウチャンが入ってくる。

 午前2時、表向き店を閉めている「りんりん」へ。
 ここにも「Aサイン」の出演者。ベースのコウゾウとギターのサーミー。
 さっきまで宮永英一もいたらしい。
 午前3時、「本当に閉店」(笑)のため散会。

 僕の長い長いコザの夜遊び(笑)は終わった。

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