覇権の標的 フェイk・ゲーム  幸福な会社 会社、売ります D列車でいこう インバウンド








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2014年06月13日

見本が届いた 『横浜黄金町パフィー通り』

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 昼に起きたら、『横浜黄金町パフィー通り』の見本が届いていた。

 5冊だけ鞄に入れて、黄金町に出勤。

 チエン堂に立ち寄って、アーティストの竹本真紀さんに本を見せ、8月1日からの「黄金町バザール2014」のプロジェクトの話を少し。

 黄金Bar The Outsiders に寄って、バザールのトークイベントの打合せ。

 午後8時半過ぎ、同じくアーティストの秋山直子さんが来て、バザールの別のプロジェクトの打合せ。

 など、打合せを3つこなして、午後10時頃からやっと短編執筆に入る。

 午前4時過ぎ、物語は最後までいった。
 あと2日かけて、推敲して、月曜日朝一番に納品予定。

 『横浜黄金町パフィー通り』(徳間書店)予約受付が始まりました。(2014/6/18発売)

2014年06月06日

『あなたの声に応えたい』(小学館文庫)発売

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 『あなたの声に応えたい』(『インバウンド』改題)が小学館文庫から、6月6日、発売になりました。

 

2012年07月14日

『インバウンド』 プロモーションビデオ

『インバウンド』(小学館)のプロモーションビデオを作ってみました。



2011年04月01日

「幸福な会社」本日発売

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 「幸福な会社」(徳間文庫)、本日発売です。
 全国の書店で、お求めください。

 写真は、前日の著者に届いた見本。

2010年11月28日

小説家はアスリートである

「作家の日常」などという駆け出しのものとしてはちょっと気恥ずかしい連載が始まりました。

 第一回は「小説家はアスリートである」

 無料でお読みになれます。
 Sohzine という電子書籍。

 ただし、ePub 形式の電子書籍なので、ビュアが必要です。

  iPhone や iPad だとハンドリングが簡単ですが、そうでないとちょっとメンドクサイかな。

   http://mica.whizzo.jp/

2010年10月11日

西武全線、異常あり?

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 ただいま、西武線全車両の連結部分に「D列車でいこう」のステッカー広告が貼ってあります。

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(撮影は、ノンフィクション作家の西牟田靖さん)

2010年10月05日

ついに ベストセラー! (瞬間風速)

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 午前8時過ぎ、スタジオの床で目覚める。

 朝食はガストでモーニング。423円。
 午前10時から野菜の朝市で500円分野菜を買う。
 インゲン、茄子、椎茸、クレソン、など。

 昼食は Lcamp でハヤシライス。美味しかった。

 ここ数日、原稿の冒頭部分の40枚をずっといじっている。
 第4稿では主人公の性格を少し変更したので、彼女の目から見える景色、物の感じ方、問いの発し方などすべてが変わる。
 結果、ストーリーは同じだけど、450枚のほとんど全部書き直すことになる。
 まあ頭が決まればあとは一気(のはず)。

 夕方、「D列車でいこう」(徳間書店)が、文教堂ブックストア談・浜松町店の文庫部門で、週間ベストセラー9位に入ったとのニュース。

 夕食は十八番でタンメン。600円。

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2010年07月08日

書店まわり

 居間のソファで寝てしまって、午前6時に目覚める。
 午前9時過ぎ、浜松町へ向かう。

 午前10時5分、浜松町駅に到着。
 改札外のカフェでパンとコーヒーの朝食。
 
 1030 浜松町 ブックストア談 浜町町店
 1100 東京  栄松堂書店 東京駅一番街店
 1130 上野  ブックエクスプレス ディラ上野店
 
 川崎へ移動して、「ラゾーナ川崎」にて、石焼きハンバーグ。(うぅ、カロリー高いかも)
 
 1330 川崎  丸善 ラゾーナ川崎店
 1430 横浜  丸善 横浜ポルタ店
 1530 桜木町 紀伊國屋書店 横浜みなとみらい店

 本の宣伝に素敵なコメントをくださった書店員さん
 店内で大々的に陳列してくださっている書店員さん
 素敵なオリジナルポップを作って応援してくださっている書店員さん
     (飛び出す絵本みたいな3Dnoポップまで!)
 ご自分の本に付箋をいくつもつけて「ここで感動しました」と語ってくださった書店員さん

 そんなみなさんにお目にかかれて、阿川の人生でもかなり最高の部類に入る幸せな一日でした。
 お忙しいところにお邪魔ししているのに、暖かく対応してくださってありがとうございました。

 一日で50冊ほど「D列車でいこう」にサインしました。(新記録!)
 色紙も沢山書かせて戴きました。

 個別のお店のレポートは、写真が手元に揃ってから改めて書きます。
 書店員さんの許可も戴いているので、写真も掲載予定!

2010年03月17日

「いすみ鉄道」と『D列車でいこう』

 千葉県にある「いすみ鉄道」が自腹で700万円の研修費を払って運転士になりたい人を募集している。

 3年前に「D列車でいこう」(徳間書店)に書いたことが現実に起きてきている。


     いすみ鉄道の記事(毎日新聞)
 
     『D列車でいこう』(徳間書店)のお求めは こちらから

2009年11月09日

「野田秀樹」(白水社)

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「野田秀樹」(内田洋一 白水社)が届く。

 僕の所にも取材が来て、僕の話した「夢の遊眠社」創立の頃のことが実名入りで書かれている。
 時間ができたらゆっくり読もう。

 小説を書くようになって、執筆資料本以外になかなか本が読めない。

 下は、本に載っていた旗揚げ公演のチラシ。音楽に僕の名前が本名で載っている。
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 昼食は、サービス券が3枚溜まっていたので、吉野家の牛丼(並)をタダで食べることができた。
 なんかうれしい。(笑)
 しかも、今日のは牛肉の盛りもよくて、味も濃いめで美味しかったような気がする。

 無理せず、午前0時過ぎに仕事を切り上げる。

2009年09月24日

「月刊FORBES」にエッセイ掲載

お知らせです。

 月刊FORBES 2009年11月号(最終号)の「喜怒哀楽」というところに、エッセイ「天才に神が与えたもの」が掲載されています。

2009年09月15日

『脱「ひとり勝ち」文明論』(清水 浩)

 昨日、オーストリアとハンガリーへの出張を終えて、妻が帰ってきた。
 ひとりだと面倒で、あまり料理も作る気がしないこともあり、冷蔵庫は空っぽ。
 そろそろ「買い物をせねば」状態。

 お酢だとか、めんつゆだとか、ビン物も切れているし、金麦もない。
 雨の中、スーパーで食料品を8000円ほど。

 あとは、スターバックスへ行ったりして読書。
『脱「ひとり勝ち」文明論』(清水浩 ミシマ社・刊)。
 思わず、横に線を引きながら読んでしまいましたよ。
 これ、本当に文明論です。しかも、「いま」必要な。

 スタジオに出ない一日でした。

2009年09月14日

『八月十五日の夜会』蓮見圭一 新潮社

 連載から書き下ろしに頭を切り換える緩衝の日。

 ゆっくり目に出勤。
 途中、桜木町の松屋で牛丼(並380円)。

 久しぶりに小説を読もうと思い、ちょうど先日、著者本人からいただいた「八月十五日の夜会」(蓮見圭一 新潮社・刊)。
 小説らしい小説。

 途中、伊勢佐木町へ出て、通帳の記帳。
 あと、ガムテープ(580円)。
 ローソンストア100で買ったのを使って、荷物を送ろうとしたら、10分ほどで段ボールからテープが剥がれてくる始末。
 100円ショップで失敗したことないんだけど。

 ちなみにローソンストア100のレギュラーコーヒー(85g 105円)が小口で使い勝手がいいうえに、けっこう美味しい。

 午後7時少し前、当の蓮見圭一さんと、T書店T編集長が来訪。
 近くの一流のB級中華料理店「聚香園」で食事。
 伊勢佐木町を歩いて吉田町まで。
 そこで正統派バーにて、午前2時前まで。
 小説論、アートについて、などなど、高校生のように語り合った。

 と、書いてみて、みんな高校生の頃にそういう話をするものなのだろうか、とふと疑問になる。
 僕が高校生の時の話題といえば、政治とアートとセックスのことばかりだったのだけど。

2009年08月18日

「第三企画室、出動す」第一位!

「第三企画室、出動す」 (日経ビジネスオンライン)
 アクセスランキング、8月18日午前9時30分現在、アクセス1位。

本文は、こちらからどうぞ。

2009年08月08日

とある「禁句」について

 時々、作品を読んでくださった読者の方からメールをいただくことがある。

「『フェイク・ゲーム』、図書館で借りて読みました。とても面白かったので、次は『D列車でいこう』も借りようと思います」
 とまあ、そんなことを書いてくださっていたりする。

 これには思わず苦笑してしまう。

 もちろん、世に出した作品を多くの読者に読んでいただけるのはうれしいことだ。しかし、一方で、小説家は、本を買ってくださる読者の方からの浄財で生計を立てている。
 いくら読んでくださっても、本を買っていただかないと、明日への糧(比喩的表現でなく文字通り「食べ物」のこと)が手に入らないのだ。

 僕がデビューする前、とある翻訳家にお目にかかった。
「すみません、××(その方の訳書のタイトル)、買わせていただいたままで、まだ読んでいないのです」
 と挨拶の時に恐縮していた。
 するとその翻訳家はさらりといったのだ。
「いいんですよ、読むのはいつでも。買ってくだされば、それで生活できますので」

 そのときまで僕は勘違いしていた。当たり前のことが頭から抜け落ちていたことに気づかされた。
 僕の目の前にいる人は、プロフェッショナルなのだと。

 世の中に、何かを書きたい、それを本にして読んでもらいたい、という人は少なからずいる。

 たとえば、定年退職して自分史を出版した人は、自分でお金を出してでも本を作り、自己実現の一環として、それを多くの人に読んで欲しいと思っている。

 小説家デビューを目指している人にも、ひとりでも多くの人に自分の作品を読んでもらいたいと思っている人は多いだろう。そのために自費出版をする人もいる。

 たしかに、プロにとっても、本を出すことは自己実現ではある。
 けれど、それは職業を通じての自己実現であるから、「読んで欲しい」というのは「買って読んで欲しい」ということなのだ。
 
 図書館で読まないでくれ、ということではない。
 図書館という公共システムがあり、それを十二分に利用するのは推奨されるべきことだ。
 たくさんの読者の方が、阿川の本を図書館で読んでくださっているのを知っている。
 横浜市立図書館だけで『覇権の標的』は、おそらく数百人の方に貸し出されている。
 それはありがたいことだと思っている。

 しかし、著者に感想をお寄せいただくときに、図書館でお読みになったとしても、ことさら図書館で読んだことに言及しないでくださると、著者としてはなお心安らかなのである。

 阿川の本を図書館で読んでくださっても結構なのです。いや、どういう方法であろうと、ぜひ読んで頂きたい。が、どうか図書館でお読みになったという事実は「阿川には内緒」にしておいて戴きたい。

 そして、図書館で阿川の本を読んで面白かったと思って戴けたのならば、できれば、次回は書店にて購入してくださるとありがたく存じる次第です。

2009年08月06日

月刊文庫 Story Box

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 本日もあまり枚数が進まない。あと二、三日で連載にもどらなければならないのに。

 夜、歌人のHさん来訪。グループで出している歌集を頂戴する。

 帰宅したら、小学館から新しい月刊小説誌 Story Box が届いていた。
 なんと、文庫サイズ。価格税込500円。
 たしかにあの文藝春秋のサイズでは今どき読みにくいし持ち歩きたくない。
 若い人は文庫で小説を読む、というのもそうだろう。
 ニーズにより近づけているのはたしかだ。
 新しいチャレンジなので、これが月刊雑誌であると理解され、うまく書店に並ぶまでに苦労がありそうだけれど、がんばって欲しい。
(分類の上ではふつうの文庫本あつかいなのかな)
 
 思えば、小学館の人から新小説誌の話を聞いたのは、2006年くらいじゃなかったかな。長い長い紆余曲折の後のチャレンジが成功するといいと思う。

 妻が旅行から戻ってきたので、久々に夕食を自宅で摂る。

2009年08月02日

「僕と演劇と夢の遊眠社」

 夢の遊眠社の創立メンバーで現在東京芸術劇場(芸術監督が野田秀樹)の副館長・高萩宏さんが「僕と演劇と夢の遊眠社」(日本経済新聞出版社)を上梓したので、出版記念パーティに招かれて行ってきました。

 250人ほどの大パーティ。
 演劇関係者が中心で小田島雄志さん、扇田昭彦さんなんかも発起人。
 野田秀樹も発起人だけど来なかった。(笑)
 結構、平均年齢の高いパーティ(笑)

 途中、遊眠社初期のメンバーということで、田山涼成、上杉祥三、松浦佐知子、川俣しのぶの俳優陣と並んでステージ立ち、ちょっとスピーチしました。

 帰りに電車でさっそく読み始めたけど、けっこう面白い。

 演劇を、内容に妥協せずにきちんとペイするビジネスにしたという意味で、夢の遊眠社とプロデューサーだった高萩宏の功績は、やっぱり大きいものだと再確認した次第です。

 よい芝居と商業性は対立すると、当時の多くの演劇人は決めつけていたところがあった。
 演劇というのは金にならない、とみんなが思いこんでいた中で、はっきりとその点を変革したのは、(友達が書いた本であるということを別にしても)日本の文化史の中でやはり、記録されておくべきことで、その意味で、よい本だと思います。

 遊眠社にいたことはやっぱり僕の人生に大きな影響を与えています。
 芝居の世界でも、文学座とか、青年座とか、そういう既存のエスタブリッシュメントはあったのだけれど、そのまったく外に、新しく道を創ることができるのだ、ということを実際に体験したことで、僕の人生の選択は自然に広くなった。
 目的に到達するために、道を選ぶだけでなく、場合によっては道から造ればいいのだ、と。
 遊眠社は、演劇に於けるアントレプレナーシップそのものだった。

 あらためて、よい友人に恵まれていい時間を過ごしたのだと、思いました。

 何人かの友人たちに久しぶりにあったけど、考え事をしたくて、まっすぐに帰ってきました。

2009年06月13日

黄金町の歴史

 疲れが溜まっていたので、8時間眠った。
 けっこう元気になった。寝るっていいね。
 スタジオに出て、明日のために、窓ガラスを7枚みがいた。
 さらに元気になった。体を動かすっていいね。

 ランチは回転寿司。740円。
 あんまり美味しい寿司屋じゃなかったけど、僕はきっとさっぱりしたものが食べたかったのだろう。

 夜7時、ちかくのシネマ・ジャック&ベティのカフェで檀原照和さんの『消えた横浜娼婦たち』(データハウス)という本の発売記念(?)トークイベント。
(1300円+当日限定特別価格の本1500円)

 まさに、黄金町の歴史について資料をたどり、聞き取り取材をした、もう一つの横浜史とでもいうべき話。
 檀原さんに初めてお目にかかったのは2007年12月14日だった。いま、ジャック&ベティの経営をしている3人の人たちが「黄金町プロジェクト解散説明会」をジャック&ベティで開いた、その日だ。
 その日を境に、僕は黄金町の再開発にどうやって関わっていこうかと考え始めたのだ。それがこの4月から黄金町のスタジオに入居することになったことのすべての始まりだった。
 というわけで、檀原さんの本で黄金町の歴史を学び直してみたいと思う。

 終了後、ちょっとしたレセプション。(食事代500円+緑茶ペットボトル200円)
 午後9時、スタジオに戻り、午前0時半まで仕事。

2009年05月12日

『フェイク・ゲーム』出来

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 午後5時半、徳間書店の編集者Tさんが、「フェイク・ゲーム」の見本10部をもって、黄金町のスタジオへ来てくれました。

 早いところでは、今週末ぐらいは書店の店頭にならびそうです。

 黄金町周辺の「観光ガイド」をしたあと、ふたりで野毛で打ち上げ。

2009年04月18日

『フェイク・ゲーム』予約受付、開始!

歌舞伎町を一人で生きようとした二人の女がいた。
出自も国籍も違うふたりの人生がクロスしたとき、悲劇は起こった。
書下ろし長編サスペンス

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(表紙画像はプロトタイプです)

新刊『フェイク・ゲーム』(徳間書店)の予約受付が始まりました。
    e-hon  セブン&ワイ 本やタウン yahoo ブックス

 実は著者ワタクシ、これを見て、初めて自分の本の販売価格を知りました。

2008年11月03日

書く人であることの喜び

 今日は、『告白』(湊かなえ 双葉社)を読みました。

 第一章が小説推理新人賞の受賞作品。
 短編の賞を獲っても単行本デビューに結びつかないのがふつうなのですが、異例中の異例で、受賞作を含む連作短編でデビュー。
 ということで、読みました。
 元々短編であることもあって、濃密でいい小説。

 昨日の東野圭吾が、筋立てで楽しませる小説だとすると、湊かなえはシチュエーションそのものの構築で楽しませる。

 折も折、松尾芭蕉の有名な句の素敵な英訳に出会いました。

  How still it is here--
  Stinging into the stones,
  The locusts' trill.
 (奥の細道 ドナルド・キーン訳 講談社インターナショナル)

 湊さんも、東野さんも、キーンさんも、それぞれすごいです。

 こうして文字で表現しているいいものに出会うと、自分も末席ながらそういう役割の一員であることを、うれしく、また誇りに思います。

 元気がでるし、やる気が出る。
 読書って楽しいな。

2008年11月02日

『流星の絆』(東野圭吾)

 第三稿を仕上げる前の気分転換というかお勉強というか踏ん切りに『流星の絆』(東野圭吾 講談社)を読みました。

 480ページを一日で読むような読み方をしたのは久しぶりだったけど、楽しかった。仕事として読んだのだけどそれでも楽しかった。
 本を読むのは楽しいと思えたことは、うれしい経験でもあった。

 僕の小説は犯人捜しではなくて、どちらかといえば迫り来るピンチと局面打開の物語なのですが、こんどは犯人捜しも書いてみたいと思いました。

 明日、もう一冊、別の人のを読んで、自分の作品にもどろうと思います。

2008年10月23日

『まぼろしハワイ』 よしもとばなな

 『まぼろしハワイ』(よしもとばなな 幻冬舎 1575円)

 ひとことでいうと、
   同じ形では続かない家族
   自然なやわらかい殻で包んでくれる居場所
   特別な時間と特別な場所
 についての小説。

 「まぼろしハワイ」「姉さんと僕」「銀の月の下で」の3作が収められている。

 「銀の月の下で」で登場するホテルはヒルトン・ロイヤル・ワイコロアのようだ。
  会社員だった頃、その近くのコンドミニアムに何度か遊びに行ったっけ。

 よそもとばななの小説を読むのは初めてではないはずだけれど、以前に何を読んだか思い出せない。

2008年09月22日

月刊 Forbes 日本版 11月号

Forbes 日本版 11月号にエッセイを書きました。
185ページの「喜怒哀楽」というコーナーに。

創刊200号記念号だそうで、全体にけっこう面白そう。

目次はこちらです。(携帯ではみられません)

2007年11月29日

『ガイシの女』(汐見薫 講談社)

 汐見薫さんの新作が出ました。
 デビュー作『白い手の残像』(ダイヤモンド社)以来、満を持しての新作です。

『ガイシの女』(汐見薫 講談社 1785円)

 外資系銀行に勤める岩本杏子(34歳)負け犬キャリアウーマンが企業犯罪の犠牲になった兄の死の真相をさぐっていく物語。

 汐見さん自身、東京外語大卒業後、外資系銀行で働いていたので、いわばかつてのホームグラウンドに舞台をもってきての作品ですね。楽しみです。阿川で言えば『覇権の標的』で半導体業界を舞台にしたようなもの。

 実はまだ読んでいません。これから入手予定。

 ご承知のように阿川はいままで(それから多分次も)「仕事のできる女」というのをメインキャラクタにして作品を書いてきているので、もしかしたら、相通じるところがあるかもしれない予感がします。

 前作『白い手の残像』でも気持ちのいい読後感がありましたが、何しろ小説家でしかもミステリー作家のくせに、お酒が飲めなくて、推理作家協会のパーティでも、真っ先にケーキに手を伸ばしてハリウッド系作家の隣でひたすら「ひとりケーキバイキング」をしているような人なので、たぶん、本作もふつうではない形で楽しませてくれるのではないかと期待しています。

2007年11月10日

キャバクラは数学だ!

 本日、出版社から届いた本。

 『現役東大生キャバ嬢のキャバクラは数学だ』(黒咲藍 徳間書店)

 執筆資料本。
 キャバ嬢だと理系で東大は売りになるけど、小説家が理系で東大出ていても売りにならない。
 でも、この本、なんとなく男が書いたような文章。まあ、理科系女とか、女優とかは男性的だから、と思えば普通なのかもしれません。

2007年11月08日

短編小説50枚 詳細別途乞うご期待

 昨日会ったばかりの、某社編集長からメール。
 7月に預けてあった50枚の短編が1月発売の小説誌への掲載が決まったとのこと。
 詳細はしかるべき時期が来てからお知らせします。

 本日届いた本。
   『天使はブルースを唄う』 山崎洋子 毎日新聞社
   『黄金町マリア』 八木澤高明 ミリオン出版
   『白いメリーさん』 中島らも 講談社文庫
 いずれも、いま書いている長編の次、第4作になる予定の長編の資料。

 DHCのサプリメントとか、配達記録の郵便物とか、携帯電話の電池とか、いろいろ配達物が届く日だ。

 深夜、録画してあったドキュメンタリー『中国エイズ孤児の村』(2007アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞作)を見る。これは歌舞伎町小説の資料として中国の田舎の景色や家の中のことを知りたかったためだが、他にもいろいろヒントになった。

2007年08月15日

『反転―闇社会の守護神と呼ばれて』

『反転―闇社会の守護神と呼ばれて』(田中森一 幻冬舎)を読んだ。

 東京地検の検事をやめて裏社会の弁護士になったいわゆる「ヤメ検」の自叙伝。
 60年前の貧しかった日本の田舎、バブル時代、検察庁、経済犯罪、そんな小説のネタ満載(?)のノンフィクション。
 こういう本の読者はどういう人たちなのだろう。まさか、みんな小説を書こうと思っているわけじゃないだろうに。(笑) 情報量豊富な良書。

 終戦記念日。昼間、窓の外の温度計は38度を指していた。実社会は気象台の百葉箱よりだいぶ温度が高いようだ。とはいえ、外へは出なかったので、涼しく過ごした。

2007年08月02日

『覇権の標的』は面白い

 新しい長編を書くにあたって、『覇権の標的』をざっと読み直していた。
 というのも、この小説、6年くらいの期間、書いては直し書いては直しを繰り返していて、しかも、最終的にエイヤと削って短くしたりしたので、出版された状態の本に、何がどこまで書いてあったのか、確認する必要がでてきた。
 読者が読むバージョンになるのは最後の最後なので、作者にとってはいちばんつきあいが短いのです。

 次に書く小説が、自分のマネにならないための先行作品のチェック(笑)というわけ。

 流し読みをしていく。
 ところがこれがどこを読んでもけっこう面白いんですな。(自画自賛)
 なので、ついつい読みふけってしまう。それに気づいてあわててパラパラめくりモードにもどしたり。

 というわけで、まだお読みでない方、『覇権の標的』(ダイヤモンド社)をぜひどうぞ。

2007年07月28日

『しまうたGTS』(山田あかね)

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『しまうたGTS(ゴーイング・トゥ・サウス)』
 山田あかね[著] 小学館[刊] 1500円+税


 山田あかねの3作目、読了。
 (自分が執筆に集中できないときはいさぎよく読書に切り替えるのだ)

 主人公はデビューし損ねたミュージシャンで、脳腫瘍で残りの命が少ないと知った20才の男。
 かつてのバンド仲間・城司と自分の恋人・ナナナがふたりで沖縄にいるらしいということで、手術前日に病院からエスケープして追いかけて探そうとするうちに奇妙な男と奇妙な女といっしょになって3人で波照間島まで行く、という物語。

 女性が主人公でどちらかというと内面的な描写が中心の前2作とちがって、舞台が広くなってミステリー仕立て、という、一見、「山田あかねの新境地!」と帯に書きたくなるところだけど、どっこいやっぱり山田あかね。

 山田あかねの魅力は、登場人物の迷いとか(世間から見た)一貫性からのゆらぎとかを細かいところで丁寧に描いていることだと思う。
 人間は、こういう人がよい人(あるいはカッッコイイヤツ)である、なんて「期待される人間像」を自分でも意識していながら、本当の自分がそれと同じではないということも知っている。だから、ときにその人間像から逃げ出したかったり、いや、なんとか「こうありたい自分」を演じようとしたり、しながら生きていく。そこでの葛藤は、多くの小説の永遠のテーマだし、山田あかねの小説はいわば小説の王道をいつもまっすぐに追いかけている。
 媒体としてのストーリーはいろいろでも、つねに、そういう心の動きを丁寧に描いている。

 いちおう日本推理作家協会会員である僕としては、ミステリー仕立てに引っ張っている謎の提示のしかたにもう一工夫欲しいと思ってしまったりはするのだけど、別にそんな欠点は、この小説にとってさほど重要なことではなく、小説らしく小説を楽しめるよい作品だと思う。

 それぞれに何かを抱えながら、でも、あるいは、だからこそ、自分に正直に生きてみよう、と、少なくとも小説を読んでいる間は思っていたい、そんな人におすすめ。

2007年07月13日

「本の雑誌」 2007上半期ベスト1

「本の雑誌」8月号の特集「2007上半期ベスト1」において、阿川大樹の『D列車でいこう』が エンターテインメント・ベスト10 にランキングされました。

2007年07月12日

本日届いた本

 夜の来訪者 プリーストリー・作 安藤貞雄・訳 岩波文庫 560円

 変わる商店街 中沢孝夫・著 岩波新書 700円

 地域再生の経済学 神野直彦・著 中公新書 680円

 まちづくりの実践 田村明・著 岩波新書 700円

 日本「地下経済」白書 門倉貴史・著 祥伝社黄金文庫 571円

「夜のオンナ」はいくら稼ぐか? 門倉貴史・著 角川oneテーマ文庫 686円

  以上、値段は本体価格。

2007年06月25日

週刊ブックレビュー

 24日朝の放送は出かけていて見ることができなかったので、帰宅後、深夜の再放送で見た。
 著者近影(笑)と経歴がしばらく映し出されたのは、とってもこそばゆいぞ。

 内容は、司会・藤沢周(作家)、中江有里(女優・脚本家)の2人と伊佐山ひろ子 (女優)、逢坂剛 (作家)、吉田伸子 (書評家)の5人が『D列車でいこう』をよってたかって批評、というか誉めてくれる番組になっておりました。
 ちょっとネタバレもあったけど。(特に逢坂剛さん)
 逢坂剛さんが、小さな不満を口にしたとき、拙著を「おすすめの1冊」に選んでくれた吉田伸子さんが、「そこがいいんじゃないですか」といって反論してくれて、その瞬間に中江有里さんがうんうんとうなずく瞬間をカメラがしっかり切り取っていて、それが番組としてのハイライトシーンかな。
「吉田さんは、面白い本を見つけてくる天才ですね」という逢坂剛さんの開口一番がなかなかいいキャッチコピーになってました。

 朝の放送から不在の間、複数の人が amazon の売上順位をウォッチしてくれていて、それをまとめてエクセルの表に入力して、「週刊ブックレビューによる amazon の反応」という資料ができたので、編集者にメールで送っておく。
 僕はベースが理科系なので、こういうデータを見るのが大好き。
 最高位は25日午前0時20分ごろに記録した63位のようです。

「レイモンド・チャンドラー+村上春樹」という超強力コンビと抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げていたようすが、数字としてすごく面白かった。
 いや、チャンドラーといえば、ハードボイルドの金字塔のような作家だし、村上春樹といえば「村上チルドレン」と呼ばれる一群の作家まで産み出した日本文学界の寵児だし、一時的にせよ、そういう作家の本と売上順位で並ぶなんてのは、デビュー2作目のかけだし作家としては、すごいことであります。(まあ、時間と共に水を空けられることは目に見えてはいるけどさ)

 NHK「週刊ブックレビュー」のサイトは こちら

2007年05月23日

なぜジュンク堂で売れるのか

 池袋へ。
 というのも『D列車でいこう』の販売POSデータで池袋ジュンク堂が目立って売れ行きがいい。(て、たいしたこたあないんだが)
 池袋はなぜか他の書店も割といい。こういう風に数字に何かが出ると、がぜん理科系心が刺激されて、その原因を調べたくなるのだ。今後の販売拡張のヒントがそこにあるかもしれないし。
 というわけで、夕方、家を出て池袋へ。
 さっそくジュンク堂へ行くと、まず、1階レジ前の新刊の棚に3冊並べて入っている。つぎに3階文芸書の新刊コーナーに面出しで、そしてミステリーの著者50音順の棚に2冊並べて、と、3箇所で売られている。単純に売り場面積の問題なのか。
 ジュンク堂という書店、レジはレジで大きな病院の会計カウンターみたいにずらりと並んだところにひっきりなしに客が来ている。なんでもそろう品揃えが魅力なのだけど、しかし、ジュンク堂の店員さんは、よく動いて売り場を見ている。大きいだけでなく、本を売ることに対する情熱のちがいを感じる。
 池袋駅に戻る途中、吉野家で牛丼を食べて新宿へ。
 紀伊國屋本店では、経済小説の棚に平積。
 でも、ここの経済小説の棚は棚自体ブラインドになっていて場所が悪いんだよなあ。本当は「エンターテインメント」に置いてもらう方が売れると思うんだけど。
 ジュンク堂も紀伊國屋も、夕方の混雑時間帯だったので、店員さんに挨拶するのは遠慮しておく。書店員は売るのが仕事だからその本番中に著者がじゃまするのはマズイと思うのだ。
 あとは、ゴールデン街のなじみの店に2軒ほど立ち寄って飲んだり喋ったり。
 ただいまのところ、ゴールデン街に1軒だけ『D列車でいこう』のポスターが貼ってある店があります。さあ、どなたか探してみませんか?(笑)

 終電少し前に帰宅。

2007年05月21日

コザのミュージシャンと池波志乃

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 事務的なことがあって集中できないので、池波志乃さんのエッセイ集「食物のある風景」(徳間書店)を読んでいた。
 打合せの時に編集者からこの本の話を聞いていて、あとから送ってもらったものだ。
 ところがなんでこの本を送ってくれたか、という理由を忘れてしまっていて、それで、たまたまなんとなく書棚から手にとって今日になって読んだわけだ。

 志乃さんが育った下町の食文化の話ではじまっている上品なエッセイを静かに読んでいるうちに、志乃さんがいま半分は沖縄に住んでいるということがわかってきて、「ああそうだ、沖縄が舞台の小説を書いている」とTさんに話をしたので池波志乃さんの話になったのだと思い出してきた。
 で、途中、志乃さんが女優をやめていまは社長になっているという話が出てきて、なんとそれは沖縄のミュージシャンを売り出すためだということで、それでもって、そのミュージシャンとはB-Tripperだということがわかった。

 そのバンドのボーカル&ギタリストが武川勝太というのだけど、僕は彼がコザでやっていたバーに行ったことがあったし、前回、コザにいったときにも2回、彼の演奏を聴いたのだった。
 バーをやめたのは本土で音楽の仕事をするようになったからだと聞いていて、なんと、それが池波志乃さんの仕業だったということなのか。

 コザのミュージシャンの世界はとっても横のつながりが強くて、狭い世界といえば狭い世界ではあるのだけど、それにしても、徳間書店を経由して、こういう風につながるとは思ってもいなかった。

 で、その沖縄が舞台の僕の小説だけど、また版元都合で延びて来年4月以降の発売になってしまった。 これに取りかかるつもりで、他の仕事の営業していなかったので、年内に少なくとももう1冊出したいという予定が急にピンチになってしまった。

2006年09月30日

今週のアメリカウォッチング

"State of Denial, Bob Woodward"
 注文しました。
 僕が買うまでランキングが「なし」だったので、日本のアマゾンで最初に注文した人になったみたい。(だからなんなんだ)

 "Bush at War" , "Plan of Atack" につづく、ワシントンポストの記者 Bob Woodward の第三部です。 (ウォーターゲート事件のスクープでピューリッツァー賞を獲っている人)

 でも、いつ読むんだ。
 読まないうちにペーペーバックがでちゃうような気がする。

 ヒラリー・クリントンの自伝 "Living HIstory" もハードカバーで買ったんだけどねえ。
 映画 "United 93" の原作の元になった本だとおもう "Let's Roll!" もハードカバーで買ったんだけど、よまないうちに映画までできちゃった。アメリカでは DVD も出ている。

2006年05月02日

「みんなの意見」は案外正しい

本日、amazon から届いた本。これも執筆資料です。

「みんなの意見」は案外正しい
  ジェームズ・スロウィッキー(著)
  小高尚子(訳)
  角川書店 1600円

ブルー・オーシャン戦略
  W・チャン・キム レネ・モボルニュ (著)
  有賀裕子 (訳)
  ランダムハウス講談社 1900円

2006年04月29日

今日、届いた本

執筆資料

"Six Degrees"
The Sience Of A Connected Age
Duncan J. Watts
W W Norton & Co

 地球上のあらゆる人があいだに6人を隔ててつながっているという、いわゆる「Small World 理論」の原典。

「ロングテールの法則」
菅谷義博
東洋経済新報社

 売れないもののたくさんの集まりが売れるものを凌駕する、というインターネット時代の考え方。